小肉肉楽隊 XIAOROUROU

北京語:シャオロウロウ

 成都のバンド。1998年12月、襁褓楽隊が解散した後、冉爲(Vo&B)が元・襁褓楽隊の譚宜鋒(G)・孟[日含](Dr)の2人とともにバンドを結成した。バンドスタイルはパンクやグランジ。1ヶ月ほど練習を繰り返した後、孟[日含]が脱退し、豆豆(Dr)が加入する。この時からバンド名を小肉肉楽隊とした。

 ライブハウス・小酒館を中心にライブを行っていたが、譚宜鋒が脱退してしまう。以後、固定したギターリストがいなかったため、練習もままならない状態が続いた。この間にギターを務めたのは、袁晴劉志勇[革斤]泰然だった。

 2000年1月20日には、小酒館3周年記念ライブに出演した。そして、オムニバス『地下成都』に「魚的故事」を発表する。6月には黄靖(G)が加入した。7月28日、小酒館で行われたA JERKSのライブの前座を務めた。10月末から11月にかけて、北京でライブを行ったが、その時のメンバーは、冉爲(Vo&B)・譚宜鋒(リードG)・黄靖(G)・杜雨斗豆豆)(Dr)だった。

2000年6月3日、小酒館のライブにて
リーダーである
冉爲(Vo&B)
(写真:
蔡鳴

 成都に戻ってからは、譚宜鋒が脱退してしまったため、羅友生(リードG)が加入した。

 結成から2000年11月までに彼らが満足いく作品は、たった3曲しかない。冉爲もあまりこのバンドに力を入れていないようだ。

 2001年、音楽サイトweiku.comと契約した。2001年はライブ活動を行っていないが、6月になりライブ活動を再開し、14日には、深[土川]の根拠地酒[ロ巴]でライブを行った。9月、『地下成都2』に彼らの曲が収録されたが、この時のメンバーは、冉爲(Vo&B)・袁晴(G)・孟[日含](Dr)だった。

2000年7月28日、小酒館でのライブ
(写真:
蔡鳴

 2002年6月、インディーズアルバム『民間噪音---U』に曲が収録された。同月、オムニバス『LIVE 小酒館1997−2002』に作品が収録された。この作品のレコーディング時のメンバーは、冉爲(Vo&B)・黄靖(G)・袁晴(G)・孟[日含](Dr)。

 2003年6月、CD付雑誌『極度揺滾NO.2』に曲が収録された。

 
 

 

●ソロ発表曲

曲名 アルバム名 発行年 備考
魚的故事 地下成都 2000/4  
LIVE 2001 ライブ▼VCD
極度揺滾NO.2 2003/6  
没有機会 地下成都2 2001/9  
??? 地下成都2 2001/9  
冬天 LIVE 2001 ライブ▼VCD
LIVE 小酒館1997−2002 2002/6  
在小酒館里玩児 民間噪音---U 2002/6  

 

●関連サイト

 

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