黒域楽隊 HEIYU

北京語:ヘイユー

 青島のバンド。結成当初のメンバーは熊伽林(Vo)と張林(B)。最初のバンド名は、死胡同楽隊(1996年結成時)、次は絶叫楽隊であったが、熊伽林がバーで知り合ったフィリピン人DJに「黒玉にしたほうがいい」と提案を受ける。ただ、熊伽林は玉のはでやかな美しさは間違いだと思い、「玉」の字を「域」と変更した。

 1996年、青島劇院でライブを行った。

 のち、メンバーであった魏肖冰(G)が北京に行ってしまい、バンドを脱退したが、周冰(G)と徐明飛(Dr)が加入した。ここからバンドスタイルが変更となる。のち、曲鋭(Key)も加入する。

 2000年3月4日、武勝関海軍二区礼堂で行われた“青島地下音楽節”に参加した。9月29日、京劇団礼堂でライブを行った。12月4日には、青島の井崗山劇院でライブを行った。同年は、毎日ライブを行っており、青島で最もライブ回数が多いバンドとも言われている。

 2002年9月7日、夢幻劇場で行われた崔健のライブの前座を務めた。

 歌詞の中に、頻繁に「咳嗽」(せきをする)の単語が出てくる。

 

●関連サイト

気息倶楽部」(中国語GB)
総合ロックサイトであるが、バンド紹介がある。

[ロ艾]!青島這地方」(中国語GB)
通俗歌曲』2000年10月号より。青島ロックについての記載がある。

 

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