「佤族楽隊」の版間の差分

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2001年から、[[広東省]][[深圳]]市で活動するようになる。この時、バーや夜総会など、7つのライブスポットから専属バンドになってほしいというオファーがかかった。この頃のメンバーは彭天・朱旭涛・[[劉衛強]]・李浩・陳嘉・[[李寧]]で、1stアルバムの時と比べると、[[劉衛強]]以外は変わってしまった。

2010年7月18日 (日) 17:43時点における版

佤族楽隊
Wazu 12.jpg
2002年11月9日、上海音楽倉でのライブ。(撮影:YIREN
基本情報
中国語名(簡体字) 佤族
中国語名(繁体字) 佤族
拼音 Wazu
発音転記 ワズゥ
出身地 北京
ジャンル メタルプログレッシブロック民族音楽
活動期間 1992年10月 - 1993年8月
1995年 - 2003年
2005年 -
メンバー 劉衛強
李寧
彭天
朱旭涛
李浩
陳嘉

佤族楽隊(ワズゥ、Wazu)は、北京市出身のバンド。少数民族・佤族の名前を掲げ、メタル民族音楽の融合を目指し、アルバムも発売したが、あまり人気が出ず、2000年代は広東省のバーの専属バンドとしての活動がメインであった。

メンバー

過去に在籍したメンバー

1stアルバムの写真より。左から:王峰・劉衛強劉衛東高暁東
深圳に活動拠点を移してからのメンバー。(写真:佤族楽隊より)
左から:楊海華・譚平・劉衛強劉衛東李威・王炳軍。(写真:『揺滾夢尋』)

経歴

結成当初

雲南省から北京市に戻ってきたばかりの楊海華が、青銅器楽隊を新しくしようと考え、青銅器楽隊の王炳軍・李威や、元・焦点楽隊の譚平・譚強をメンバーに加えて佤族楽隊を結成とした。「最後一個佤族」という曲を作るほど、メンバー全員が少数民族である佤族の熱狂的なファンであったため、そのままバンド名とした。同年末に、2度ほどPARTYに参加する。その後、鈦金実況演奏室でライブを行なった。

1993年3月6日、北京市の海淀劇院清醒楽隊粉霧楽隊・佤族楽隊の3バンドでライブを行なった。この時のメンバーは楊海華・王炳軍・李威・譚平・譚強・劉衛東劉衛強の7人であった。

その前後に、いくつかのPARTYに参加したが、1993年8月以降、活動休止となる。この頃の作品の「夜行军」、「扑火的虫儿」はオムニバス・アルバム揺滾’94』に収録されている。プログレッシブロックの影響を受けたようで、唐朝楽隊にも通じるところがある。

活動再開とアルバム発売

活動休止期間中にメンバーが変更となり、劉衛東劉衛強以外は脱退してしまう。作詞・作曲は劉衛東が担当、またボーカルを務めるようになり、劉衛強ギターからベースに変更した。そして1995年、新たに王峰・高暁東が加入し、メンバーは劉衛東・王峰・劉衛強高暁東と固定した。

1995年10月には中国音楽家音像出版社と契約し、翌年6月にアルバムをレコーディングした。

1997年になり、1stアルバム『戦士』を発売した。

アルバムも発売となり、バンドの名前がロックファンに知れ渡ることになったが、バンドの中心的人物である楊海華抜きでは、以前ほど個性的な曲を創作できなかった。楊海華時代といつも比較され、批判を受けることになったのである。

1999年、李寧が加入した。

走穴(ドサ回り)

アルバムを発売してもそれほど大きなチャンスに恵まれなかった。佤族楽隊として生きていくために、広東省東莞市へ拠点を移した。

2001年から、広東省深圳市で活動するようになる。この時、バーや夜総会など、7つのライブスポットから専属バンドになってほしいというオファーがかかった。この頃のメンバーは彭天・朱旭涛・劉衛強・李浩・陳嘉・李寧で、1stアルバムの時と比べると、劉衛強以外は変わってしまった。

2002年8月からは、上海市のライブハウス音楽倉の専属バンドとして活動する。この時は、ボーカルが2人いた。ライブではオリジナル曲以外に、鄧麗君(テレサ・テン)や王菲(フェイ・ウォン)などの曲を歌っていた。

2003年前半、音楽倉の閉店と共に深圳市に戻った。それから間もなくして、バンドは解散してしまった。

その後、暫くして深圳市で活動を再開した。2005年8月、[{簡約酒吧]]でライブを行なった。

ディスコグラフィー

スタジオ・アルバム

ソロ発表曲 

曲名アルバム名発表年備考
扑火的虫儿揺滾94’1994/1ボーカルは楊海華
夜行军揺滾94’1994/1ボーカルは楊海華
打开不必关上的窗揺滾特快1996ボーカルは劉衛東

主要なライブ・コンサート