張永光

張永光（ジャンヨングアン、Zhang Yongguang、1962年10月29日 - 2014年12月）は、北京市で活動していたドラマー。「中国ドラムキング」と呼ばれていた。

経歴

11歳から父親から音楽を勉強する。14歳の時、人民解放軍に入隊した。1979年、中央歌舞団でチャルメラを勉強する。

1983年には、全国首届民族楽器比賽で全国チャルメラ1位となる。そして、オマーンで行なわれた世界青年親睦会でチャルメラと民族ドラムを演奏する。ドラムは、最初は侯牧人によるハンドメイドのジャズドラムで勉強した。

1986年、ADO楽隊を結成しドラムを担当、崔健とともに活動を続ける。崔健の1stアルバムレコーディング後、崔健との活動は行なわなくなるが、多くのアーティストのレコーディングに参加した。1989楽隊にも一時期参加する。やがてADO楽隊は解散してしまう。

1995年、唐朝楽隊の練習に参加するが、バンドに加入することはなかった。10月、天場楽隊を結成した。

その後は、バンドでの活動を辞め、スタジオミュージシャンとして活動を続けることとなる。

2002年には、華偉音楽学校で講師として、学生達にドラムを教えている。

2003年、Float楽隊を結成した。

2004年、360楽隊を結成した。同年頃、姜昕と結婚した。

2007年、張楚のライブサポートを務めた。

2008年7月5日、上海市の上海大舞台で行なわれたコンサートの音楽ディレクターを務めた。

2010年9月には歌者森のバックバンドメンバーとして活動した。

2014年12月に亡くなった。