王瀾

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王瀾(ワン ラヌ、Wang Lan、1974年1月7日-)は、北京市出身のドラマー。中国を代表するドラマーの1人として名前が知れ渡っている。

経歴

漢民族1974年1月7日、北京で生まれる。父親は国家一級指揮者で、母親が国家一級歌手という、音楽家庭であった。7歳から美術を勉強していたが、両親の仕事の縁故により、13歳の時から、花盆鼓・板鼓・排鼓などの民族パーカッションを学び始める。のち、JIMI HENDRIXとJAMES BROWNの影響を受け、自分のスタイルを形成していった。16歳の時から、小軍鼓を学び始める。間もなく学び始めたドラムは、独学で覚えていった。1992年、中華全国総工会文工団に入って演奏員となり、各地でコンサートを行なう。そこでライブの感覚と経験を積んでいった。

1993年5月、19歳の時にスラッシュメタルバンド・超載楽隊のメンバーとなり、同年、蘇珊娜夜総会で最初のライブを行なう。彼にとって生涯忘れない舞台となった。

1994年6月には、竇唯のバックバンドの一員として、香港に赴き、イギリスのRadio Headと同じ舞台に立つ。同年末に再び竇唯のバックバンドの一員として香港に赴き、張楚何勇唐朝楽隊とともに、「中国揺滾楽勢力コンサート」に参加した。

1995年初には周韧&紅燒肉楽隊に加わる。同年末には超載楽隊の1stアルバムのレコーディングに参加した。

1996年初、周韧の1stアルバムのレコーディング参加する。しかし、この後周韧のバンドは劉文泰の海外留学により解散してしまう。

1997年には張楚のアルバム、『造飛機的工廠』のレコーディングに参加する。3月、許巍のバックバンドの一員となり、長安西安等で多くのライブをこなす。6月、戴秦らと共に痩人楽隊を結成する。同年末には、ラジオ・北京音楽台の年度最優秀ドラマーの栄誉に輝く。

1998年初には、著名なプロデューサー張亞東の1stアルバムのレコーディングに参加した。この年から、痩人楽隊超載楽隊張楚許巍の4バンドでドラムを叩く生活になる。北京のライブハウスKEEP IN TOUCH保持聯絡)で行われた張炬追悼ライブでは、5つのバンドでドラムを叩いた。同年末には、崔健の4thアルバム制作に参加し、また彼がコンサートツアーでもドラムを叩き、蘭州南昌成都等でのコンサートに参加した。

1999年超載楽隊の2ndアルバム制作に参加した。その後、鄭鈞の3rdアルバムレコーディングメンバーに加わり、また彼の上海コンサートでもドラムを叩いた。7月、痩人楽隊の1stアルバムを制作する。

2000年4月には、シンバル・Zildjianのエンドーサーとなる。9月には、ドラム・Ludwigの中国唯一のエンドーサーとなる。

彼の履歴からも分かるとおり、ひとつのバンドには所属していない。それは、彼の技術を求める人が多く存在することの現れでもある。彼が超載楽隊に加入してロック界に飛びこんで以来、いまだに彼を越えるドラマーは中国には存在しない。

2001年5月、ドラムスティック・PRO-MARKの中国唯一のエンドーサーとなる。また同年、郭智音楽教室華偉音楽学校でドラムの講師を務めるようになった。同年末には、單小帆劉峰と共にドラム教室を開いた。

2002年3月17日から、日本で行なわれた“日中国交正常化30周年、音楽文化交流”に参加した。

2003年5月、痩人楽隊を脱退した。同年、艶楽隊を結成した。同年半ば、超載楽隊を脱退した。

2005年10月20日、上海新国際博覧中心で行われた「2005中国(上海)国際楽器展覧会-第一届中国国際鼓手節」に参加した。11月5日、新豪運酒吧でドラムデモンストレーションを行なった。

2006年藍楽隊を結成した。

2007年瀾办得楽隊を結成した。6月24日、星光現場音楽庁で行なわれた「第1届Bass Night」に参加し、李劍王學科と共にライブを行なった。7月13日、豪運酒吧で行なわれた液氧罐頭楽隊アンプラグドライブにゲスト出演した。11月25日、星光現場音楽庁で行なわれた「鼓舞飛揚 - 第1届鼓手中国.鼓吧鼓友会」のライブに、瀾办得楽隊を率いて参加した。

2008年8月31日、星光現場音楽庁で行なわれた「鼓舞飛揚 - 鼓手中国08金秋鼓友会」に王瀾與瀾办得楽隊として参加した。

2010年4月1日、MAOで行われた陳勁の3rdアルバム発表会に、梁龍呉澤琨單小帆余偉民と共に参加した。

外部リンク

  1. 中国語
    公式サイト。
  2. UTF-8
    公式BLOG。