石寅

石寅（シイェヌ、Shi Yan）は、新疆ウイグル自治区烏魯木斉市で活動しているアーティスト。録音機楽隊を率いている。

経歴

1996年からロックが好きになり、10歳の時から父親から買ってもらったギターを練習するようになる。

1997年、おばあさんからもらったお年玉を使ってエレクトリックギターを購入した。ただ、街が小さくギターが弾ける人がほとんどいなかったため、勉強・睡眠・食事以外の時間はずっと独学で家でギターを弾いたり歌を歌っていた。

2000年、家族から3本目のエレクトリックギターを購入してもらったほか、独学でベースとドラムを練習した。

2001年、初めてのバンドである笨愚YQ楽隊を結成した。

2004年から出稼ぎのために北京市へ行き、音楽活動を行なったが、最低限の生活を維持するのがやっとで、非常に貧しい生活をする羽目になった。ただ、この間に多くの内面的な詞が書けるようになり、のちの音楽活動に大いに影響を与えた。

やがて実家に戻り、録音機楽隊を結成した。

2008年1月には、石寅と録音機楽隊の名義によるアルバム『石頭在歌唱』が発売となった。

2009年6月1日、ソロアルバム『我們生活的年代 -- 八零』が発売となった。