「許巍」の版間の差分

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*[[西湖音楽節/2009年5月28日|2009年5月28日 浙江省杭州市 西湖新天地大草坪 2009杭州・西湖現代音楽節]]
 
*[[西湖音楽節/2009年5月28日|2009年5月28日 浙江省杭州市 西湖新天地大草坪 2009杭州・西湖現代音楽節]]
*[[嘉禾啤酒音楽節/2009年5月30日|2009年5月30日 河北省石家荘市 河北体育館 嘉禾啤酒音楽節]] クレジット:許巍&楽隊
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*[[嘉禾啤酒音楽節/2009年5月30日|2009年5月30日 河北省石家荘市 河北体育館 Light之夜嘉禾啤酒音楽節]]
 
*[[張北草原音楽節/2009年8月7日|2009年8月7日 河北省張家口市張北県 張北草原 張北草原音楽節]]
 
*[[張北草原音楽節/2009年8月7日|2009年8月7日 河北省張家口市張北県 張北草原 張北草原音楽節]]
 
*[[広州体育館/2009年8月29日|2009年8月29日 広東省広州市 広州体育館]] 今天
 
*[[広州体育館/2009年8月29日|2009年8月29日 広東省広州市 広州体育館]] 今天

2021年9月23日 (木) 10:04時点における版

許巍
Xuwei 31.jpg
2002年写真。3rdアルバムの歌詞カードより。
基本情報
中国語名(簡体字) 许巍
中国語名(繁体字) 許巍
拼音 Xu Wei
発音転記 シュイ ウエイ
出生名 許瑋
出生日 1968年7月21日
血液型 A
出身地 陝西省西安市
担当楽器 ボーカルギター
ジャンル グランジポップロック
職業 人民解放軍(1980年代)・バックバンドミュージシャン歌手
1stアルバムの頃。(写真:紅星生産社
1stアルバムの頃。(写真:紅星生産社

許巍(シュイ ウエイ、Xu Wei、1968年7月21日 -)は、陝西省西安市出身で、北京市で活動している歌手中国を代表するロックシンガーの1人である。

メンバー

過去に在籍したメンバー

  • 李延亮 ギター(1997年 - 2014年) -- 1stアルバムレコーディングから主要なコンサートに参加。「今天」・「此時此刻」のコンサートツアーメンバー。
  • 岳浩昆 ベース(1997年 - 1999年)
  • 王瀾 ドラム(1998年 - 1999年)
  • 海市蜃楼楽隊 演奏(2003年末,2004年 - 2010年) -- サポートミュージシャンを起用していない場合は、バックバンドを務めている。
  • 高暁東 ギター(2005年8月13日,2009年,2012年 - 2014年) -- 「絶版青春」・「今天」のコンサートツアーメンバー。
  • 李剣李九君) ベース(2005年8月13日,2012年 - 2014年) -- 「絶版青春」・「此時此刻」のコンサートツアーメンバー。
  • FUNKY末吉 ドラム(2005年8月13日) -- 「絶版青春」のコンサートツアーメンバー。
  • 劉効松 パーカッション & ドラム(2005年8月13日,2009年) -- 「絶版青春」のコンサートツアーメンバー。「今天」のコンサートツアーメンバー。
  • 巒樹 キーボード(2005年8月13日) -- 「絶版青春」のコンサートツアーメンバー。
  • 馬上又 キーボード(2005年8月13日) -- 「絶版青春」のコンサートツアーメンバー。
  • MIKE ギター(2009年) -- 「今天」のコンサートツアーメンバー。
  • 張永光 ドラム(2009年,2012年) -- 「今天」のコンサートツアーメンバー。
  • JEREMY キーボード(2009年) -- 「今天」のコンサートツアーメンバー。
  • 貝貝 キーボード(2009年) -- 「今天」のコンサートツアーメンバー。
  • 王偉 ベース(2010年)
  • 高飛 ギター(2012年 - 2014年) -- 「此時此刻」のコンサートツアーメンバー。
  • 王文穎 キーボード(2012年 - 2014年) -- 「此時此刻」のコンサートツアーメンバー。
  • 蔵鴻飛 キーボード(2012年 - 2014年) -- 「此時此刻」のコンサートツアーメンバー。
  • John Blackwell ドラム(2013年 - 2014年) -- 「此時此刻」のコンサートツアーメンバー。
  • 盛雄軒 パーカッション & エレクトリックドラム(2013年 - 2014年) -- 「此時此刻」のコンサートツアーメンバー。

サポートメンバー

経歴

元々は許瑋と名乗っていた。1984年、16歳の時、ギターを勉強し始める。ちょうど高校に入学した頃であった。1986年4月に西安市第一届吉他弾唱大賽のデュエット部門で1等賞を獲得した。この後に、最初の曲を創作する。音楽に対する熱はますます上がる一方で、結局彼は高校受験をやめ、各種の文芸団体での活動に走った。また、趙牧陽と2人で音楽活動をし、流行音楽を演奏した事もあった。

1987年末、軍隊に入隊、陝西省軍区で文芸兵となる。軍隊の中でも、彼はギターの練習を怠らなく、毎日8時間から10時間は練習していた。1988年、ロックを初めて聴き、そこで大きな衝撃を受け、ミュージシャンになることを心に誓った。

1990年末、軍隊から復員し、中学校の音楽講師を任せられる。ただ、彼は1度も学校へは行かず、プロのミュージシャンとなり、西安市地区では名の知れたギタリストの1人となった。

1991年、借金をして高価なエレクトリックギターを購入し、福建省のディスコに赴いて、バックバンドの一員となりお金を稼いだ。しかし、個性を殺し、機械のような演奏をしなければならないことに耐えられず、2ヶ月後には西安市に戻る。この頃は、収入もなく、かなり苦しい生活を強いられ、家で音楽を聴きながらギターの練習に励んだ。その間に、「Don't Cry Baby(のちに执着と改名)」、「夸父」、「流浪」、「童话时代」などを創作する。これらの歌詞には生活や社会的圧力を受けながらも音楽に対して夢を追い求める姿が見受けられる。

1993年4月には、飛楽隊を結成した。西北方面でかなり名の知れ渡るバンドに成長したが、翌年の8月に飛楽隊は解散した。

1994年10月になり上京し、紅星生産社に4曲入りデモテープを持ちこみ、そこで認められ、翌11月には「两天」と「青鸟」をレコーディングした。

1995年4月に紅星生産社と正式に契約する。この時から許巍と名乗るようになる。9月、オムニバス・アルバム紅星壹号』に「两天」を発表した。「两天」はロック界だけでなく、各界から高い評価を受けた。特に詞が注目され、のちに『中国当代詩歌文選』に入選した。中国流行歌壇からは、彼と崔健しか入選していない。

1997年4月には1stアルバム『在別処』を発表した。

1998年元旦のラジオ番組「新音楽雑誌」(張有待がDJ)では、『在別処』が1997年度最優秀アルバム賞となり、彼の名前が全国に知れ渡った。やがて諸処の事情により、表立った音楽活動をしなくなり、西安市へ帰郷して活動を休止していた。

1999年夏になり、ようやく活動を再開した。また、秋には台湾地震の被災者のために他のロックアーティストとともに合唱した。年末には2ndアルバムのレコーディングが終了する。

2000年11月には、2ndアルバム『那一年』が発売となった。様々な問題を抱えながらの発売となったが、このアルバムは10日で10万本の売上げとなった。

2002年3月、環球唱片(ユニバーサルレコード)の大陸での販売を請け負っている上海芸風音楽文化伝播公司と契約し、新曲「一天」を発表した。12月、3rdアルバム『時光・漫歩』が発売となった。

2004年12月、4thアルバム『毎一刻都是斬新的』を発表した。

2005年8月5日午前6時から午後10時まで、ラジオ・北京音楽台で「許巍音楽日」と題して、1日許巍の音楽やインタビューなどが放送された。8月13日には、北京工人体育館で「絶版青春」コンサートを開いた。北京市内でのロックシンガーの単独コンサートでは、崔健以来の出来事である。

2006年2月、過去にアーティストに提供した曲をセルフカバーアルバム『在路上...』が発売となった。

2008年8月、金牌大風に移籍した。10月15日、5thアルバム『愛如少年』が発売となった。

2012年12月27日、6thアルバム『此時此刻』が発売となった。

2013年1月29日、北京歌華莱恩文化体育発展有限公司と契約した。

評判

彼には、多くの熱狂的なファンがいて、この人気振りは魔岩三傑以来とも言える。特に彼のギターをコピーするギター少年は多い。それは、彼の曲は、グランジだけではなく、ハードロックフォークソングに至るまで幅広い音楽性を持っているためであろう。

2007年12月には、人気を反映して、ボサノバ風にアレンジしたカバーアルバム『反転許巍』が発売となった。これまでロック関連のカバーアルバムは、崔健(複数アーティストによるオムニバス・アルバム)しかないため、崔健の人気に並んだと言っても過言ではない。

これだけ長い期間、第一線で活躍し、人気の面でも商業的(コンサートの回数・アルバム発売枚数等)にも成功したのは、許巍だけである。その時代ごとにスタイルを少しづつ変化させながら、リスナーの心を捉える歌詞を書き続けていることが、他のロックアーティストではできなかった点である。今後も、中国ロック・流行音楽界を代表するアーティストとして、活動し続けるであろう。

ディスコグラフィー

スタジオ・アルバム

ライブ・アルバム

ベスト・アルバム

アルバム・ボックス

映像作品

その他

ソロ発表曲 

テンプレート:Solo List 50

参加アルバム 

テンプレート:Participation List 100

出演

媒体曲名収録ソフト名発表年参加形態備考
ラジオ番組(三)许巍专访新音楽雑誌北京特刊(三)1990後半インタビューカセットあり

主要なライブ・コンサート

外部リンク