許巍

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許巍
Xuwei 11.jpg
基本情報
中国語名(簡体字) 许巍
中国語名(繁体字) 許巍
拼音 Xu Wei
発音転記 シュイ ウエイ
出生名 許瑋
出生日 1968年7月21日
出身地 陝西省西安市
担当楽器 ボーカルギター
ジャンル グランジポップロック
職業 人民解放軍(1980年代)・バックバンドミュージシャン歌手
メンバー



(写真:)

許巍(シュイ ウエイ、Xu Wei、1968年7月21日 -)は、陝西省西安市出身で、北京市で活動している歌手中国を代表するロックシンガーの1人である。

メンバー

過去に在籍したメンバー

サポートメンバー

経歴

1984年、16歳の時、ギターを勉強し始める。ちょうど高校に入学した頃であった。1986年4月に、「西安市第1回ギター弾き語りコンテスト」のデュエット部門で1等賞を獲得した。この後に、最初の曲を創作する。音楽に対する熱はますます上がる一方で、結局彼は高校受験をやめ、各種の文芸団体での活動に走った。また、趙牧陽と2人で音楽活動をし、流行音楽を演奏した事もあった。

1987年末、軍隊に入隊、陝西省軍区で文芸兵となる。軍隊の中でも、彼はギターの練習を怠らなく、毎日8時間から10時間は練習していた。1988年、ロックを初めて聴き、そこで大きな衝撃を受け、ミュージシャンになることを心に誓った。

1990年末、軍隊から復員し、中学校の音楽講師を任せられる。ただ、彼は1度も学校へは行かず、プロのミュージシャンとなり、西安市地区では名の知れたギタリストの1人となった。

1991年、借金をして高価なエレクトリックギターを購入し、福建省のディスコに赴いて、バックバンドの一員となりお金を稼いだ。しかし、個性を殺し、機械のような演奏をしなければならないことに耐えられず、2ヶ月後には西安市に戻る。この頃は、収入もなく、かなり苦しい生活を強いられ、家で音楽を聴きながらギターの練習に励んだ。その間に、「Don't Cry Baby(のちに執着と改名)」、「誇父」、「流浪」、「童話時代」などを創作する。これらの歌詞には生活や社会的圧力を受けながらも音楽に対して夢を追い求める姿が見受けられる。

1993年6月には、飛楽隊を結成した。西北方面でかなり名の知れ渡るバンドに成長したが、翌年の8月に飛楽隊は解散した。

1994年10月になり上京し、紅星生産社に4曲入りデモテープを持ちこみ、そこで認められ、翌11月には「両天」と「青鳥」をレコーディングした。

1995年4月に紅星生産社と正式に契約する。この時から許巍と名乗るようになる。9月、オムニバス・アルバム紅星壹号』に「両天」を発表した。「両天」はロック界だけでなく、各界から高い評価を受けた。特に詞が注目され、のちに『中国当代詩歌文選』に入選した。中国流行歌壇からは、彼と崔健しか入選していない。

1997年4月には1stアルバム『在別処』を発表した。

1998年元旦のラジオ番組「新音楽雑誌」(張有待がDJ)では、『在別処』が1997年度最優秀アルバム賞となり、彼の名前が全国に知れ渡った。やがて諸処の事情により、表立った音楽活動をしなくなり、西安市へ帰郷して活動を休止していた。

1999年夏になり、ようやく活動を再開した。また、秋には台湾地震の被災者のために他のロックアーティストとともに合唱した。年末には2ndアルバムのレコーディングが終了する。

2000年11月には、2ndアルバム『那一年』が発売となった。様々な問題を抱えながらの発売となったが、このアルバムは10日で10万本の売上げとなった。

彼には、多くの熱狂的なファンがいて、この人気振りは魔岩三傑以来とも言える。特に彼のギターをコピーするギター少年は多い。それは、彼の曲は、グランジだけではなく、ハードロックフォークソングに至るまで幅広い音楽性を持っているためであろう。

2002年3月、環球唱片(ユニバーサルレコード)の大陸での販売を請け負っている上海芸風音楽文化伝播公司と契約し、新曲「一天」を発表した。12月、3rdアルバム『時光・漫歩』が発売となった。

2003年1月に行なわれた第10回中国歌曲排行榜表彰式で、『時光・漫歩』が最優秀アルバム、年度15大金曲のほか、最優秀創作歌手に選ばれた。

2004年12月、4thアルバム『毎一刻都是斬新的』を発表した。

2005年8月5日午前6時から午後10時まで、ラジオ・北京音楽台で「許巍音楽日」と題して、1日許巍の音楽やインタビューなどが放送された。8月13日には、北京工人体育館で「絶版青春」コンサートを開いた。北京市内でのロックシンガーの単独コンサートでは、崔健以来の出来事である。

2006年2月、過去にアーティストに提供した曲をセルフカバーアルバム『在路上...』が発売となった。

2007年12月、許巍の人気を反映して、ボサノバ風にアレンジしたカバーアルバム『反転許巍』が発売となった。これまでロック関連のカバーアルバムは、崔健(複数アーティストによるオムニバス・アルバム)しかないため、崔健の人気に並んだと言っても過言ではない。

2008年10月15日、5thアルバム『愛如少年』が発売となった。10月18日、重慶の大田湾体育館でコンサートを開いた。

これだけ長い期間、第一線で活躍し、人気の面でも商業的(コンサートの回数・アルバム発売枚数等)にも成功したのは、許巍だけである。その時代ごとにスタイルを少しづつ変化させながら、リスナーの心を捉える歌詞を書き続けていることが、他のロックアーティストではできなかった点である。今後も、中国ロック・流行音楽界を代表するアーティストとして、活動し続けるであろう。

ディスコグラフィー

スタジオ・アルバム

ライブ・アルバム

ベスト・アルバム

アルバム・ボックス

映像作品

その他

ソロ発表曲 

テンプレート:Solo List 50

参加アルバム 

テンプレート:Participation List 100

出演

媒体曲名収録ソフト名発表年参加形態備考
ラジオ番組(三)许巍专访新音楽雑誌北京特刊(三)1990後半インタビューカセットあり

主要なライブ・コンサート

老许2013年《此时此刻》巡回演唱会城市及日期: 北京:5月17日 (五) 北京工人体育馆 上海:7月13日 (六) 上海大舞台 广州:7月20日 (六) 广州体育馆 哈尔滨:8月10日 (六) 哈尔滨国际会展体育中心 杭州:8月24日(六)杭州黄龙体育中心 深圳:9月7日 (六) 深圳湾体育馆 福州:12月7日 福建省体育馆 成都:12月22日 四川省体育馆 昆明:12月28日 昆明新亚洲体育馆 郑州:1月18日

沧州:1月2日 商演 重庆:1月12日 商演

外部リンク