潘立飛

潘立飛（パヌリフェイ、Pan Lifei）は、福建省泉州市で活動しているシンガーソングライター。福建省廈門市でも活動していたことがある。

経歴

小中学生の時は呉志軍と同級生であった。

1991年、福建省廈門市の廈門大学経済系に入学した。

1992年、廈門大学吉他協会（ギター協会）を設立する。ブルースギタリストの大澤寛が講師であった。同年頃、野火楽隊を結成した。

1994年、新音楽部落楽隊を結成し、ボーカルと作詞作曲を担当した。

1996年、福建省泉州市にある大学の経済管理系の企業管理課程の担当となる。

1997年、呉志軍と共にデモテープをもって上京した。そして北京市のバーなどで約半年ほど弾き語りをしながら、生計を立てた。ただ、家庭の事情により、短期間で実家に戻った。

1998年、福建省泉州市に戻った後、コンピューターで音楽やデモテープを制作するようになる。

1999年、泉州市に初の音楽バー・新音楽部落を開く。同年、友達と福州市に深水魚音楽工作室を設立した。

2000年5月、1stアルバム『歳月総是在身旁』が発売となった。

2006年、廈門市に戻った。また、菊花開楽隊を結成したほか、嶺上民謡酒吧を開いた。

2009年秋、嶺上民謡酒吧は再開発により取り壊しとなった。同年、泉州市で五排五号珈琲館を開いた。やがて、泉州市で嶺上珈琲館を開いた。

2019年12月18日、2ndアルバム『飛buei』が発売となった。

歳月総是在身旁（2000年5月） -- 廈門音像出版社より発売。北京市でレコーディング。レコーディングには大澤寛と杭天に協力してもらったほか、杭天のバンドメンバー（蔡正東・伢子・呉志軍）が4曲ほど参加した。CDとカセットで販売された。
飛buei（2019年12月18日） -- 閩南語アルバム。台湾でネットアルバムとして発表。閩南語アルバムとして評価が高まり、そのうち「孽障」は全球華語金曲榜で6週間ランクインした。2019年の中国語アルバムで44位という高評価を収めた。レコーディングにはMojohand楽隊のメンバーが参加。