「麻沸散楽隊」の版間の差分

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[[老窩酒吧/2009年6月5日|2009年6月5日 雲南省昆明市 老窩酒吧]]
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'''病医生楽隊'''(ビンイション、Bingyisheng)は、[[北京市]]で活動していた[[バンド]]・[[ユニット]]。
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== メンバー ==
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*'''[[虎子]]''' [[ボーカル]] & [[ギター]](1997年9月 - 2002年)
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*[[キーボード]](2001年5月 - 2002年) -- 女性。
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*'''[[馮雷]]''' [[キーボード]](2002年)
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=== 過去に在籍したメンバー ===
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*'''[[神田貴雄]]''' [[ベース]](1997年11月 - 1998年1月) -- [[日本人]]。
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*'''[[李剣]]''' [[ベース]](1998年 - 2001年?)
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*'''[[張蔚]]''' [[ドラム]](1997年 - 2001年?)
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*'''[[劉悦]]''' [[キーボード]](- 2000年5月)
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*'''[[張健]]''' [[キーボード]](2000年5月 - 2000年)
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*'''[[王炎]]''' [[キーボード]](2001年) -- 元・[[玻璃繊維楽隊]]のメンバー。
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== 経歴 ==
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2004年12月結成。この時のバンド名は後庭女警楽隊であった。メンバーは、馬暁(G)・張衆舒(B)・韓光(Dr)。同月、新豪運酒吧でライブを行った。
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 2005年1月、李楊漾(Vo)が加入し、メンバーは、李楊漾(Vo)・馬曉(G)・張衆舒(B)・韓光(Dr)となった。音楽スタイルはEMOコア、ハードコア、アシッド、ポストパンク、ノイズなど。バンド名の「麻沸散」は、中国の名医・華佗(紀元2-3世紀初)に発明した麻酔薬の名前から取った。1月15日、13CLUBで行われた“口袋音楽創刊一周年記念”ライブに参加した。4月2日、通州県雲景里南大街孫庄西門内胡同の大院で行われた“被狗驚嚇的現場”野外ライブに参加した。同月、無名高地酒吧で行われた不一定楽隊のライブに参加した。同月、インディーズ1stアルバム『麻沸散』をレコーディングした。5月14日、紫羅蘭酒吧でライブを行った。6月、13CLUBでライブを行った。7月、両個好朋友酒吧でライブを行った。9月、インディーズ2ndアルバム『失控』が発売となった。9月から四綫方格楽隊と共に“不翼而飛”巡演をスタートさせ、9月10日、山東省済南の盒子酒吧で、9月13日、山東省済寧の尊客吧で、9月16日、南京の82号酒吧で、9月23日、上海の挂二音楽酒吧で、9月24日、杭州の31号酒吧でライブを行った。
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 9月28日、武漢のVOX酒[ロ巴]で、10月2日、貴州省貴陽市の徳瑪文化酒廊で、10月14日、四川省成都のLOFT CLUBで、10月15日、四川省成都の小酒館で、10月16日、四川省綿陽のLOWBARで、10月23日、西安のJIMI酒吧でライブを行い、ツアーが終了となった。
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 楊漾のパフォーマンスは過激で、何を仕出かすか分からない動きで観客を魅了している。
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 2006年1月3日、両個好朋友酒吧でライブを行った。3月18日、13CLUBでライブを行った。4月4日、両個好朋友酒吧で行われた吉田達也・河端一・津山篤のライブの前座を務めた。4月7日、WHAT酒吧でライブを行った。4月21日、両個好朋友酒吧でライブを行った。5月1日、北京海淀公園迷笛音楽節実験小舞台で行われた迷笛音楽節MINI MIDI IIに出演した。5月13日、南門空間でライブを行った。6月17日、D-22でライブを行った。7月14日、両個好朋友酒吧室外草地露天舞台でライブを行った。7月21日、両個好朋友酒吧でWHITE楽隊と共に即興ライブを行った。
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2005年9月23日、上海の挂二音楽酒吧でライブ
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左から:張衆舒・楊漾・馬曉・韓光
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(撮影:YIREN)
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   9月2日、青島市黄島区のMIX吧で四綫方格楽隊と共にライブを行った。9月3日、青島の楽百森酒吧で四綫方格楽隊と共にライブを行った。12月29日、両個好朋友酒吧でライブを行った。この頃のメンバーは楊漾(Vo)・馬曉(G)・張衆舒(B)の3人である。同年、インディーズ3rdアルバム『kali yuga』が発売となった。
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 2007年1月13日、D-22でライブを行った。5月、インディーズ4thアルバム『absence』が発売となった。3月15日、D-22でライブを行った。5月3日、北京海淀公園で行われた迷笛音楽節MINI MIDI舞台に参加した。5月3日、D-22でライブを行った。5月26日、通州県雲景里南大街孫庄西門内胡同の大院で行われた“被狗驚嚇的現場2”野外ライブに参加した。6月12日、両個好朋友酒吧でライブを行った。6月14日、D-22でライブを行った。7月6日、D-22で行われた香港のバンド・Die in VelvetやEmbryoのライブの前座を務めた。8月18日、小雷音で行われた“小雷音的大声音 - 咖哩秀”ライブに参加した。12月18日、両個好朋友酒吧でアメリカのEX MODELSと共にライブを行った。
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 2008年1月20日、日本のPSF RECORDSより発売となったオムニバス『ASIAN FLASHBACK』に曲が収録された。3月15日、D-22で行われた“2008中国先鋒音楽節”に参加した。同年、メンバーは楊漾(Vo)・魏瓊(迷宮楽隊)(G)・張衆舒(B)・韓光(Dr)となり、音楽スタイルがジャパニーズノーウェーブ、サイケデリックノイズへと変化した。5月2日、両個好朋友酒吧外舞台で行われたMini Midi 2008に参加した。6月25日、山東省淄博の銹[ロ巴]でライブを行った。7月5日、青島市黄島開発区の西海国際倶楽部で行われた四綫方格楽隊のライブに参加した。7月18日、D-22でライブを行った。8月29日、WHAT酒吧でライブを行った。8月31日、天津の勝利日酒吧でライブを行った。12月14日、長沙のFREEDOM HOUSEでライブを行った。
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 2009年2月21日、天津のMIC CLUBでライブを行った。3月22日、D-22で行われた“第二届中国先鋒音楽節”に参加した。4月、インディーズ5thアルバム『Heart of nothingness the universe』が発売となった。4月、インディーズオムニバス『小雷音』に曲が収録された。5月8日、南京の古堡酒吧でのライブを皮切りに、“噪揺声勢”NOJIJI全体ツアーを開始し、5月10日、蘇州のROCKSUZHOU小酒館で、5月14日、上海の育音堂で、5月16日、上海の現場酒吧で、5月17日、杭州の旅行者酒吧で、5月21日、武漢のVOX酒吧で、5月24日、長沙のFREEDOM HOUSEで、5月26日、桂林の猫兎酒吧で、5月30日、南寧の南巴仔酒吧で、6月5日、昆明の説吧で、6月12日、貴陽のLUCK酒吧で、6月14日、重慶の501芸術基地零号空間沙龍で、6月19日、成都の小酒館芳沁店で、6月20日、成都の熊猫倶楽部でライブを行い、ツアーが終了となった。
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 メンバーの一部は2009年、緑蛇楽隊を結成した。
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== ディスコグラフィー ==
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=== スタジオ・アルバム ===
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*'''[[麻沸散(麻沸散楽隊)|麻沸散]]'''(2005年4月)
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*'''[[kali yuga(麻沸散楽隊)|kali yuga]]'''(2006年)
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*'''[[absence(麻沸散楽隊)|absence]]'''(2007年5月)
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== 主要なライブ・コンサート ==
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*[[老窩酒吧/2009年6月5日|2009年6月5日 雲南省昆明市 老窩酒吧]]
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2010年10月19日 (火) 16:28時点における版

病医生楽隊
Bingyisheng 11.jpg
2005年9月23日、上海の挂二音楽酒吧でライブ

左から:韓光・楊漾・馬曉 (撮影:YIREN)

基本情報
中国語名(簡体字) 病医生
中国語名(繁体字) 病醫生
拼音 Bingyisheng
発音転記 ビンイション
英語名・外国語名 SICK DOCTOR
出身地 北京市
ジャンル EMOハードコアアシッドポストパンクオルタナティブ実験音楽ノイズパフォーマンスアート
活動期間 1997年9月 - 2002年
メンバー 虎子
女性キーボーディスト
馮雷

病医生楽隊(ビンイション、Bingyisheng)は、北京市で活動していたバンドユニット

メンバー

過去に在籍したメンバー

経歴

2004年12月結成。この時のバンド名は後庭女警楽隊であった。メンバーは、馬暁(G)・張衆舒(B)・韓光(Dr)。同月、新豪運酒吧でライブを行った。  2005年1月、李楊漾(Vo)が加入し、メンバーは、李楊漾(Vo)・馬曉(G)・張衆舒(B)・韓光(Dr)となった。音楽スタイルはEMOコア、ハードコア、アシッド、ポストパンク、ノイズなど。バンド名の「麻沸散」は、中国の名医・華佗(紀元2-3世紀初)に発明した麻酔薬の名前から取った。1月15日、13CLUBで行われた“口袋音楽創刊一周年記念”ライブに参加した。4月2日、通州県雲景里南大街孫庄西門内胡同の大院で行われた“被狗驚嚇的現場”野外ライブに参加した。同月、無名高地酒吧で行われた不一定楽隊のライブに参加した。同月、インディーズ1stアルバム『麻沸散』をレコーディングした。5月14日、紫羅蘭酒吧でライブを行った。6月、13CLUBでライブを行った。7月、両個好朋友酒吧でライブを行った。9月、インディーズ2ndアルバム『失控』が発売となった。9月から四綫方格楽隊と共に“不翼而飛”巡演をスタートさせ、9月10日、山東省済南の盒子酒吧で、9月13日、山東省済寧の尊客吧で、9月16日、南京の82号酒吧で、9月23日、上海の挂二音楽酒吧で、9月24日、杭州の31号酒吧でライブを行った。



 9月28日、武漢のVOX酒[ロ巴]で、10月2日、貴州省貴陽市の徳瑪文化酒廊で、10月14日、四川省成都のLOFT CLUBで、10月15日、四川省成都の小酒館で、10月16日、四川省綿陽のLOWBARで、10月23日、西安のJIMI酒吧でライブを行い、ツアーが終了となった。

 楊漾のパフォーマンスは過激で、何を仕出かすか分からない動きで観客を魅了している。

 2006年1月3日、両個好朋友酒吧でライブを行った。3月18日、13CLUBでライブを行った。4月4日、両個好朋友酒吧で行われた吉田達也・河端一・津山篤のライブの前座を務めた。4月7日、WHAT酒吧でライブを行った。4月21日、両個好朋友酒吧でライブを行った。5月1日、北京海淀公園迷笛音楽節実験小舞台で行われた迷笛音楽節MINI MIDI IIに出演した。5月13日、南門空間でライブを行った。6月17日、D-22でライブを行った。7月14日、両個好朋友酒吧室外草地露天舞台でライブを行った。7月21日、両個好朋友酒吧でWHITE楽隊と共に即興ライブを行った。

2005年9月23日、上海の挂二音楽酒吧でライブ 左から:張衆舒・楊漾・馬曉・韓光 (撮影:YIREN)

   9月2日、青島市黄島区のMIX吧で四綫方格楽隊と共にライブを行った。9月3日、青島の楽百森酒吧で四綫方格楽隊と共にライブを行った。12月29日、両個好朋友酒吧でライブを行った。この頃のメンバーは楊漾(Vo)・馬曉(G)・張衆舒(B)の3人である。同年、インディーズ3rdアルバム『kali yuga』が発売となった。  2007年1月13日、D-22でライブを行った。5月、インディーズ4thアルバム『absence』が発売となった。3月15日、D-22でライブを行った。5月3日、北京海淀公園で行われた迷笛音楽節MINI MIDI舞台に参加した。5月3日、D-22でライブを行った。5月26日、通州県雲景里南大街孫庄西門内胡同の大院で行われた“被狗驚嚇的現場2”野外ライブに参加した。6月12日、両個好朋友酒吧でライブを行った。6月14日、D-22でライブを行った。7月6日、D-22で行われた香港のバンド・Die in VelvetやEmbryoのライブの前座を務めた。8月18日、小雷音で行われた“小雷音的大声音 - 咖哩秀”ライブに参加した。12月18日、両個好朋友酒吧でアメリカのEX MODELSと共にライブを行った。

 2008年1月20日、日本のPSF RECORDSより発売となったオムニバス『ASIAN FLASHBACK』に曲が収録された。3月15日、D-22で行われた“2008中国先鋒音楽節”に参加した。同年、メンバーは楊漾(Vo)・魏瓊(迷宮楽隊)(G)・張衆舒(B)・韓光(Dr)となり、音楽スタイルがジャパニーズノーウェーブ、サイケデリックノイズへと変化した。5月2日、両個好朋友酒吧外舞台で行われたMini Midi 2008に参加した。6月25日、山東省淄博の銹[ロ巴]でライブを行った。7月5日、青島市黄島開発区の西海国際倶楽部で行われた四綫方格楽隊のライブに参加した。7月18日、D-22でライブを行った。8月29日、WHAT酒吧でライブを行った。8月31日、天津の勝利日酒吧でライブを行った。12月14日、長沙のFREEDOM HOUSEでライブを行った。

 2009年2月21日、天津のMIC CLUBでライブを行った。3月22日、D-22で行われた“第二届中国先鋒音楽節”に参加した。4月、インディーズ5thアルバム『Heart of nothingness the universe』が発売となった。4月、インディーズオムニバス『小雷音』に曲が収録された。5月8日、南京の古堡酒吧でのライブを皮切りに、“噪揺声勢”NOJIJI全体ツアーを開始し、5月10日、蘇州のROCKSUZHOU小酒館で、5月14日、上海の育音堂で、5月16日、上海の現場酒吧で、5月17日、杭州の旅行者酒吧で、5月21日、武漢のVOX酒吧で、5月24日、長沙のFREEDOM HOUSEで、5月26日、桂林の猫兎酒吧で、5月30日、南寧の南巴仔酒吧で、6月5日、昆明の説吧で、6月12日、貴陽のLUCK酒吧で、6月14日、重慶の501芸術基地零号空間沙龍で、6月19日、成都の小酒館芳沁店で、6月20日、成都の熊猫倶楽部でライブを行い、ツアーが終了となった。

 メンバーの一部は2009年、緑蛇楽隊を結成した。


ディスコグラフィー

スタジオ・アルバム

ソロ発表曲

曲名アルバム名発表年備考
CASIAN FLASHBACK2008/1/20
09/02小雷音2009/4

主要なライブ・コンサート

外部リンク

  • UTF-8
    所属レーベルのサイト。