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不倒翁楽隊
不倒翁楽隊
	1985年のメンバー。左から：蔵天朔・劉元・厳鋼・丁武・李力・王迪・秦奇。（撮影：郭大公、写真：雑誌『視覚21』2001.5期）
基本情報
中国語名（簡体字）	不倒翁
中国語名（繁体字）	不倒翁
拼音	Budaoweng
発音転記	ブゥダオウォン
英語名・外国語名	The Tumbler
出身地	北京市
ジャンル	ポップ
活動期間	1985年春 - 1985年後半?; 2014年 -
影響	アリス・谷村新司
メンバー	李季; 秦奇; 張嶺; 張来瑞

2019年7月11日 (木) 02:18時点における版

1984年のメンバー。左から：秦奇・孫国慶・李力・王勇。（撮影：李可、写真：雑誌『視覚21』2001.5期）

2003年11月27日、仁倶楽部でのライブ。左から（前列）：蔵天朔・秦奇・孫国慶・王迪。（写真提供：嚎叫唱片）

2014年の写真。（写真提供：豆瓣）

不倒翁楽隊（ブゥダオウォン、Budaoweng）は、1980年代前半、北京市で活動していた中国初のエレクトリック・バンド。2014年になり、活動を再開した。

メンバー

李季　ボーカル（2014年 -）
秦奇　ギター & ベース（2014年 -）
張嶺　ベース（2018年? -）
張来瑞　ドラム（2018年? -）

1985 - 1986年のメンバー

秦奇　ボーカル & ギター（1985年春 - 1985年後半）
李力　ボーカル & ベース（1985年春 - 1985年後半）
厳鋼　ギター（1985年春 - 1985年後半）
王勇　キーボード（1985年春 - 1985年後半?）
孫国慶　ボーカル（1985年春 - 1985年後半）
李季　ドラム（1985年春 - ?）
周小虎　（1985年半ば - 1985年後半?）
蔵天朔　キーボード（1985年半ば - 1985年後半）
丁武　（1985年半ば - 1985年後半） -- 周小虎・蔵天朔加入から暫くして加入。
王迪　（1985年半ば - 1985年後半） -- 周小虎・蔵天朔加入から暫くして加入。

過去に在籍したメンバー

劉青　ギター & ベース（2014年 - 2016年?） -- 元・秦俑楽隊のメンバー。
単暁帆　ドラム（2014年 - 2016年?）
高放　ギター（2017年? - ?）
袁晨　ギター（2017年? - ?）
王征　ベース（2017年? - ?）
呉志軍　ドラム（2017年? - ?）

サポートメンバー

崔健　（1985年後半） -- 七合板楽隊解散後、頻繁にライブに参加していた。
劉元　サックス（1985年後半） -- 七合板楽隊解散後、頻繁にライブに参加していた。

前身のバンドのメンバー

秦奇　ボーカル & ギター（1984年 - 1985年）
李力　ボーカル & ベース（1984年 - 1985年）
李季　ドラム（1984年）
厳鋼　ギター（1984年 - 1985年）
金少剛　（1984年）
王勇　キーボード（1984年 - 1985年）
孫国慶　ボーカル（1984年半ば - 1985年）

経歴

1984年、全総話劇団院内で流行音楽のコピーバンドを結成した。

のち、北原公司に設備投資をしてもらい、1985年春に不倒翁楽隊を正式に結成した。当初は、秦奇・李力・孫国慶の3人がボーカルを交替で務めた。これは日本のアリスを模倣したものである。

オリジナル作品はなく、アリスや谷村新司など、日本の歌のカバーが中心だった。また、中国で初めて電気の楽器（エレクトリックギターやベースなど）を用いたバンドでもあった。

6月、七合板楽隊が解散した後は、崔健や劉元も頻繁に参加していた。

同年、バンドは解散したようだ。

1986年、1stアルバム『揺滾舞台』が発売となった。

このバンドは厳密にはロックバンドではないが、メンバーのほとんどが、その後の中国ロック界で活動し、現在に到る中国ロックの潮流を築く原動となったため、中国ロック史を語る際には不可欠なバンドである。

バンド解散後、蔵天朔は不倒翁楽隊の事を偲び、「心的祈祷」を作曲した。

2003年11月27日、仁倶楽部で行なわれた理想不倒，向音楽致敬！ライブに参加した。このライブのためにバンド活動を一時的に再開させただけであるが、この時、孫国慶は谷村新司の「星（日本タイトル名は「昴」）」を歌い、王迪は「不觉流水年长」を歌い、蔵天朔は「心的祈祷」を演奏し、多くのロックファンから大きな注目を浴びた。

2014年になり、活動を再開した。

ディスコグラフィー

スタジオ・アルバム

揺滾舞台（1986年）

確認が必要なアルバム

不倒翁（1985年）
恭喜発財（1986年）

出演

媒体	曲名	収録ソフト名	発表年	参加形態	備考
テレビ番組		中国新音楽的N個瞬間	2005/9	出演者の語りの仲で取り上げられている	▼DVDあり

主要なライブ・コンサート

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 オリジナル作品はなく、アリスや谷村新司など、[[日本]]の歌のカバーが中心だった。また、中国で初めて電気の楽器（エレクトリックギターやベースなど）を用いたバンドでもあった。
-やがて、1stアルバム『[[揺滾舞台（不倒翁楽隊）|揺滾舞台]]』を発売した。
 月、[[七合板楽隊]]が解散した後は、[[崔健]]や[[劉元]]も頻繁に参加していた。
 同年、バンドは解散したようだ。
+年、1stアルバム『[[揺滾舞台（不倒翁楽隊）|揺滾舞台]]』が発売となった。
 このバンドは厳密にはロックバンドではないが、メンバーのほとんどが、その後の[[中国ロック]]界で活動し、現在に到る[[中国ロック]]の潮流を築く原動となったため、[[中国ロック]]史を語る際には不可欠なバンドである。
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 === スタジオ・アルバム ===
-*'''[[揺滾舞台（不倒翁楽隊）|揺滾舞台]]'''（1985年）
+*'''[[揺滾舞台（不倒翁楽隊）|揺滾舞台]]'''（1986年）
 === 確認が必要なアルバム ===