「蒋凡」の版間の差分

提供:Chinese Rock Database
ナビゲーションに移動検索に移動
 
(同じ利用者による、間の26版が非表示)
1行目: 1行目:
 
{{Infobox Musician
 
{{Infobox Musician
 
| name                = 蒋凡
 
| name                = 蒋凡
| image                = [[Image:Jiangfan_11.jpg|center|220px]]
+
| image                = [[Image:Jiangfan_12.jpg|center|220px]]
| iamge_caption        = 2004年6月15日、[[上海市]]の[[新天地ARK]]で行なわれた[[与非門]]のライブより。(撮影:[[YIREN]])
+
| iamge_caption        = 2022年の写真。(写真:[https://mp.weixin.qq.com/s?src=11&timestamp=1677941791&ver=4386&signature=BftKksAyw0CkVmjcrFwdczj*lJg55YEoJCViU-wsy929D6mSOfgpg*-1xWN0MvqxxBcghSSgQvU8nIEyKVZu*OqmDUcnIDnAF3McDSxXSCM4nQPDlTIW*6BckslQyB7e&new=1 蒋凡:非凡20年,从与非门主唱到宝藏歌手、我听、星外星音乐])
 
| chinesename_jiantizi = 蒋凡
 
| chinesename_jiantizi = 蒋凡
 
| chinesename_fantizi  = 蔣凡
 
| chinesename_fantizi  = 蔣凡
9行目: 9行目:
 
| englishname          =  
 
| englishname          =  
 
| birth_name          =  
 
| birth_name          =  
| alias                =  
+
| alias                = 李蓉
| born                =  
+
| born                = 11月14日
 
| blood                =  
 
| blood                =  
 
| school_background    = [[中国音楽学院]]
 
| school_background    = [[中国音楽学院]]
| died                =  
+
| died                = 2023年3月4日
 
| origin              = [[湖南省]][[長沙市]]
 
| origin              = [[湖南省]][[長沙市]]
 
| instrument          = [[ボーカル]]・[[ギター]]
 
| instrument          = [[ボーカル]]・[[ギター]]
23行目: 23行目:
  
 
}}
 
}}
 
+
[[Image:Jiangfan_11.jpg|thumb|2004年6月15日、[[上海市]]の[[新天地ARK]]で行なわれた[[与非門]]のライブより。(撮影:[[YIREN]])]]
 
[[Image:Sanzangfanyin_11.jpg|thumb|2012年、三蔵梵音としての写真。(写真:[http://blog.sina.com.cn/s/blog_4dc61a7f01013f7b.html 雪松的心灵驿站])]]
 
[[Image:Sanzangfanyin_11.jpg|thumb|2012年、三蔵梵音としての写真。(写真:[http://blog.sina.com.cn/s/blog_4dc61a7f01013f7b.html 雪松的心灵驿站])]]
  
'''蒋凡'''(ジアン ファヌ、Jiang Fan)は、[[北京市]]で活動している女性[[ボーカリスト]]。以前は[[広東省]][[広州市]]で活動していた[[与非門]]の[[ボーカリスト]]であった。
+
'''蒋凡'''(ジアン ファヌ、Jiang Fan、?年11月14日 - 2023年3月4日)は、[[雲南省]][[大理白族自治州]][[大理市]]で活動していた女性[[ボーカリスト]]。[[湖南省]][[長沙市]]出身で、[[広東省]][[広州市]]で活動していた[[与非門]]の[[ボーカリスト]]であった。近年は[[北京市]]や[[雲南省]][[大理白族自治州]][[大理市]]で[[三蔵梵音]]の一員として活動していた。
  
 
== 経歴 ==
 
== 経歴 ==
  
[[湖南省]][[長沙市]]の大学に在籍している時から[[塔客堡酒吧]]で専属歌手として活動していた。毎晩、自転車に乗って[[塔客堡酒吧]]へ行き、1時間30元の割合でお金を貰っていた。CDを購入するのと、[[ピアノ]]の先生への学費支払い、そして自分の生活費としては充分なお金であった。しかし、他の人が仕事を終えて帰宅する時に、バーへ行き、何回も出演して深夜に家へ帰るのはとても疲れ、また舞台下の観客は自分の出演とまったく関係がないように感じていた。
+
[[湖南省]][[長沙市]]の[[中南工業大学]]に在籍している時から[[塔客堡酒吧]]で専属歌手として活動していた。この頃は李蓉と名乗っていた。毎晩、自転車に乗って[[塔客堡酒吧]]へ行き、1時間30元の割合でお金を貰っていた。CDを購入するのと、[[ピアノ]]の先生への学費支払い、そして自分の生活費としては充分なお金であった。しかし、他の人が仕事を終えて帰宅する時に、バーへ行き、何回も出演して深夜に家へ帰るのはとても疲れ、また舞台下の観客は自分の出演とまったく関係がないように感じていた。
  
 
やがて、知り合いが[[広東省]][[広州市]]へ行ったため、蒋凡も1997・98年頃、[[広州市]]へ行き、バーで歌を歌い続けた。
 
やがて、知り合いが[[広東省]][[広州市]]へ行ったため、蒋凡も1997・98年頃、[[広州市]]へ行き、バーで歌を歌い続けた。
36行目: 36行目:
 
昼夜逆転の生活を続けているが、それはまったく問題がない。また、[[レコーディング]]の際、いつも深夜か朝方に終了している。かつて[[レコーディング]]がない時、1人でバスに乗って発着駅から終着駅まで行き、そして再び発着駅まで戻った。これは、夜が好きなため、深夜も外でその雰囲気を楽しんでいるためである。
 
昼夜逆転の生活を続けているが、それはまったく問題がない。また、[[レコーディング]]の際、いつも深夜か朝方に終了している。かつて[[レコーディング]]がない時、1人でバスに乗って発着駅から終着駅まで行き、そして再び発着駅まで戻った。これは、夜が好きなため、深夜も外でその雰囲気を楽しんでいるためである。
  
レコード会社で企画を担当していた2000年、[[与非門]]に声をかけられ、「快乐夜」の[[ボーカル]]を担当してから、[[与非門]]の専属[[ボーカリスト]]として活動していくことになった。
+
レコード会社で企画を担当していた2000年、[[与非門]]に声をかけられ、「快乐夜」の[[ボーカル]]を担当してから、[[与非門]]の専属[[ボーカリスト]]として活動していくことになった。そして名前も蒋凡と名乗るようになった。
  
 
有名プロデューサーの黒楠は「声がとても甘い美女」と語っている。
 
有名プロデューサーの黒楠は「声がとても甘い美女」と語っている。
  
2006年、[[仏教]]に帰依してから、やがて時間をかけて[[四川省]][[甘孜蔵族自治州]][[色達県]]の[[五明仏学院]]から仏法を学んだ。その後、[[北京市]]の[[中国音楽学院]]で音楽制作を勉強した。
+
2006年、仏教に帰依してから、やがて時間をかけて[[四川省]][[甘孜蔵族自治州]][[色達県]]の[[五明仏学院]]から仏法を学んだ。その後、[[北京市]]の[[中国音楽学院]]で音楽制作を勉強した。
  
 
2009年3月7日、テレビ・[[湖南衛視]]の番組『節節声声』に出演した。同年、劉三蔵と知り合いになり、その後の3年間は、静座や心の修練を通じ、音楽と修行の結合を目指していった。音楽スタイルも[[ニューエイジ]]や[[仏教音楽]]へと変化していった。そのため、世俗的な[[与非門]]での活動から離れていった。
 
2009年3月7日、テレビ・[[湖南衛視]]の番組『節節声声』に出演した。同年、劉三蔵と知り合いになり、その後の3年間は、静座や心の修練を通じ、音楽と修行の結合を目指していった。音楽スタイルも[[ニューエイジ]]や[[仏教音楽]]へと変化していった。そのため、世俗的な[[与非門]]での活動から離れていった。
  
2012年には2人が中心となって結成した三蔵梵音の一員として活動しを創作するようになった。この頃は[[北京市]]で生活をしている。
+
2011年には2人が中心となって結成した[[三蔵梵音]]の一員として活動し、またヒーリングミュージックのような音楽を創作するようになった。この頃は[[北京市]]で生活をしている。
 +
 
 +
2012年から[[三蔵梵音]]はライブを行なうようになる。
 +
 
 +
2018年末、[[雲南省]][[大理白族自治州]][[大理市]]に移住した。
  
 
2020年6月になり、[[与非門]]に再加入した。
 
2020年6月になり、[[与非門]]に再加入した。
 +
 +
2021年6月、1stEP『[[凡・非凡(蒋凡)|凡・非凡]]』が発売となった。
 +
 +
2023年3月、乳癌で亡くなった。これからまだまだ活躍の期待ができたアーティストだけに、とても残念である。
  
 
== ディスコグラフィー ==
 
== ディスコグラフィー ==
 +
 +
=== EP ===
 +
 +
*'''[[凡・非凡(蒋凡)|凡・非凡]]'''(2021年6月)
  
 
=== Bootleg ===
 
=== Bootleg ===
144行目: 156行目:
 
*[[竜舎酒吧/2004年1月29日|2004年1月29日 湖南省長沙市 竜舎酒吧]] ゲストギター
 
*[[竜舎酒吧/2004年1月29日|2004年1月29日 湖南省長沙市 竜舎酒吧]] ゲストギター
 
*2009年3月7日 [[湖南衛視]] 番組『節節声声』
 
*2009年3月7日 [[湖南衛視]] 番組『節節声声』
*[[北京師範大学/2012年12月23日|2012年12月23日 北京市 北京師範大学北国劇場]] クレジット:三蔵梵音 三藏梵音心灵音乐养心会
+
*[[北京師範大学/2012年12月23日|2012年12月23日 北京市 北京師範大学北国劇場]] クレジット:三蔵梵音
*[[竹語間創意空間/2013年5月30日|2013年5月30日 北京市 竹語間創意空間]] クレジット:三蔵梵音 三藏梵音耳机音乐会
+
*[[竹語間創意空間/2013年5月30日|2013年5月30日 北京市 竹語間創意空間]] クレジット:三蔵梵音
*[[北京知音堂/2013年9月20日|2013年9月20日 北京市 北京知音堂]] クレジット:三藏梵音•养心音乐会
+
*[[北京知音堂/2013年9月20日|2013年9月20日 北京市 北京知音堂]] クレジット:三蔵梵音
*[[北京知音堂/2013年9月21日|2013年9月21日 北京市 北京知音堂]] クレジット:三藏梵音•养心音乐会
+
*[[北京知音堂/2013年9月21日|2013年9月21日 北京市 北京知音堂]] クレジット:三蔵梵音
*[[北京知音堂/2013年10月18日|2013年10月18日 北京市 北京知音堂]] クレジット:三蔵梵音  三藏梵音 · 十月季养心音乐会
+
*[[北京知音堂/2013年10月18日|2013年10月18日 北京市 北京知音堂]] クレジット:三蔵梵音
*[[北京知音堂/2013年10月19日|2013年10月19日 北京市 北京知音堂]] クレジット:三蔵梵音  三藏梵音 · 十月季养心音乐会
+
*[[北京知音堂/2013年10月19日|2013年10月19日 北京市 北京知音堂]] クレジット:三蔵梵音
*[[雷音寺/2014年9月29日|2014年9月29日 甘粛省敦煌市 雷音寺]] クレジット:三蔵梵音 三藏梵音养心音乐会
+
*[[北京師範大学/2013年12月23日|2013年12月23日 北京市 北京師範大学北国劇場]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[雷音寺/2014年9月29日|2014年9月29日 甘粛省敦煌市 雷音寺]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[蘇州本色美術館/2014年10月4日|2014年10月4日 江蘇省蘇州市 蘇州本色美術館]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[蘇州本色美術館/2014年10月5日|2014年10月5日 江蘇省蘇州市 蘇州本色美術館]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[蘇州本色美術館/2014年10月6日|2014年10月6日 江蘇省蘇州市 蘇州本色美術館]] クレジット:三蔵梵音
 +
*2015年8月17日 - 24日 [[インドネシア]]・バリ島 クレジット:三蔵梵音 三藏梵音良友养心之旅
 +
*[[天潤福熙大道/2015年10月17日|2015年10月17日 北京市 天潤福熙大道]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[蘇州本色美術館/2015年11月21日|2015年11月21日 江蘇省蘇州市 蘇州本色美術館]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[蘇州本色美術館/2015年11月22日|2015年11月22日 江蘇省蘇州市 蘇州本色美術館]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[国清寺/2016年10月4日|2016年10月4日 - 6日 浙江省台州市天台県 国清寺]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[見月空間/2017年1月1日|2017年1月1日 北京市 見月空間]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[見月空間/2017年1月2日|2017年1月2日 北京市 見月空間]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[仏光祖庭大覚寺/2017年4月30日|2017年4月30日 江蘇省宜興市 仏光祖庭大覚寺]]
 +
*[[五台山大宝寺/2017年5月3日|2017年5月3日 山西省忻州市五台県 五台山大宝寺]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[北京大学/2017年9月22日|2017年9月22日 北京市 北京大学百年講堂会議中心]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[見月空間/2018年6月17日|2018年6月17日 北京市 見月空間]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[見月空間/2018年6月18日|2018年6月18日 北京市 見月空間]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[福順堂(深圳市)/2018年9月25日|2018年9月25日 広東省深圳市 福順堂]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[竹隠山房/2019年5月1日|2019年5月1日 雲南省大理白族自治州大理市 竹隠山房]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[竹隠山房/2019年5月2日|2019年5月2日 雲南省大理白族自治州大理市 竹隠山房]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[竹隠山房/2019年5月3日|2019年5月3日 雲南省大理白族自治州大理市 竹隠山房]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[竹隠山房/2019年5月4日|2019年5月4日 雲南省大理白族自治州大理市 竹隠山房]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[竹隠山房/2019年5月5日|2019年5月5日 雲南省大理白族自治州大理市 竹隠山房]] クレジット:三蔵梵音
 +
*[[杭州瑪雅島/2019年7月7日|2019年7月7日 浙江省杭州市 杭州瑪雅島]] 玛雅·莲花节
 +
*2021年4月 [[芒果TV]] 番組『誰是宝蔵歌手』
 +
*[[北京大渓地/2021年7月17日|2021年7月17日 北京市 北京大渓地]] クレジット:L&R王璐&蒋凡
 +
*2021年8月26日 [[広東省]][[広州市]] [[広東広播電視台]] [[FM99.3]] ラジオ番組『音楽之声』
 +
*[[嶺南印象園/2021年9月19日|2021年9月19日 広東省広州市 嶺南印象園]]
 +
*[[巫工作室/2021年9月25日|2021年9月25日 広東省東莞市 巫工作室]]
 +
*2022年1月29日 [[広東省]][[広州市]] [[広東広播電視台珠江頻道]] コンテスト『[[2021粤語好声音-楽隊風暴]]』 ゲスト出演
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
160行目: 201行目:
 
{{DEFAULTSORT:Jiangfan}}
 
{{DEFAULTSORT:Jiangfan}}
 
[[Category:アーティスト]]
 
[[Category:アーティスト]]
 +
[[Category:長沙市のアーティスト]]
 
[[Category:広州市のアーティスト]]
 
[[Category:広州市のアーティスト]]
 
[[Category:北京市のアーティスト]]
 
[[Category:北京市のアーティスト]]
 +
[[Category:大理市のアーティスト]]
 
[[Category:ボーカリスト]]
 
[[Category:ボーカリスト]]
 
[[Category:ギタリスト]]
 
[[Category:ギタリスト]]
167行目: 210行目:
 
[[Category:シンガポール]]
 
[[Category:シンガポール]]
 
[[Category:マレーシア]]
 
[[Category:マレーシア]]
 +
[[Category:フランス]]
 +
[[Category:インドネシア]]
 
[[Category:ポップロック]]
 
[[Category:ポップロック]]
 
[[Category:オルタナティブ]]
 
[[Category:オルタナティブ]]

2023年4月4日 (火) 14:22時点における最新版

蒋凡
Jiangfan 12.jpg
基本情報
中国語名(簡体字) 蒋凡
中国語名(繁体字) 蔣凡
拼音 Jiang Fan
発音転記 ジアン ファヌ
別名 李蓉
出生日 11月14日
学歴 中国音楽学院
死没日 2023年3月4日
出身地 湖南省長沙市
担当楽器 ボーカルギター
ジャンル ポップロックオルタナティブエレクトロロックフォークロックニューエイジ(2009年以降)・宗教音楽(2009年以降)・ワールドミュージック(2009年以降)
職業 ライブバー専属歌手プロダクション従業員
2004年6月15日、上海市新天地ARKで行なわれた与非門のライブより。(撮影:YIREN
2012年、三蔵梵音としての写真。(写真:雪松的心灵驿站

蒋凡(ジアン ファヌ、Jiang Fan、?年11月14日 - 2023年3月4日)は、雲南省大理白族自治州大理市で活動していた女性ボーカリスト湖南省長沙市出身で、広東省広州市で活動していた与非門ボーカリストであった。近年は北京市雲南省大理白族自治州大理市三蔵梵音の一員として活動していた。

経歴

湖南省長沙市中南工業大学に在籍している時から塔客堡酒吧で専属歌手として活動していた。この頃は李蓉と名乗っていた。毎晩、自転車に乗って塔客堡酒吧へ行き、1時間30元の割合でお金を貰っていた。CDを購入するのと、ピアノの先生への学費支払い、そして自分の生活費としては充分なお金であった。しかし、他の人が仕事を終えて帰宅する時に、バーへ行き、何回も出演して深夜に家へ帰るのはとても疲れ、また舞台下の観客は自分の出演とまったく関係がないように感じていた。

やがて、知り合いが広東省広州市へ行ったため、蒋凡も1997・98年頃、広州市へ行き、バーで歌を歌い続けた。

昼夜逆転の生活を続けているが、それはまったく問題がない。また、レコーディングの際、いつも深夜か朝方に終了している。かつてレコーディングがない時、1人でバスに乗って発着駅から終着駅まで行き、そして再び発着駅まで戻った。これは、夜が好きなため、深夜も外でその雰囲気を楽しんでいるためである。

レコード会社で企画を担当していた2000年、与非門に声をかけられ、「快乐夜」のボーカルを担当してから、与非門の専属ボーカリストとして活動していくことになった。そして名前も蒋凡と名乗るようになった。

有名プロデューサーの黒楠は「声がとても甘い美女」と語っている。

2006年、仏教に帰依してから、やがて時間をかけて四川省甘孜蔵族自治州色達県五明仏学院から仏法を学んだ。その後、北京市中国音楽学院で音楽制作を勉強した。

2009年3月7日、テレビ・湖南衛視の番組『節節声声』に出演した。同年、劉三蔵と知り合いになり、その後の3年間は、静座や心の修練を通じ、音楽と修行の結合を目指していった。音楽スタイルもニューエイジ仏教音楽へと変化していった。そのため、世俗的な与非門での活動から離れていった。

2011年には2人が中心となって結成した三蔵梵音の一員として活動し、またヒーリングミュージックのような音楽を創作するようになった。この頃は北京市で生活をしている。

2012年から三蔵梵音はライブを行なうようになる。

2018年末、雲南省大理白族自治州大理市に移住した。

2020年6月になり、与非門に再加入した。

2021年6月、1stEP『凡・非凡』が発売となった。

2023年3月、乳癌で亡くなった。これからまだまだ活躍の期待ができたアーティストだけに、とても残念である。

ディスコグラフィー

EP

Bootleg

ソロ発表曲 

曲名アルバム名発表年備考
唱梦少年夢想・天空・少年2021/7

参加アルバム 

アーティスト・バンド名曲名アルバム名発表年参加形態備考
与非門与非門のページへ
糖衣娃娃楽隊西游记序曲悟空伝2013/1/9女性ボーカル
糖衣娃娃楽隊西游记序曲你在紅楼 我在西遊2008/11/1バックボーカル(音放と)
水木年華你是我找了很久的温柔啓程。2010/5/11女性ボーカル
三蔵梵音三蔵梵音2012ボーカル全曲参加▽台湾版の『山景』も

主要なライブ・コンサート

外部リンク