豊江舟
豊江舟 | |
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基本情報 | |
中国語名(簡体字) | 丰江舟 |
中国語名(繁体字) | 豐江舟 |
拼音 | Feng Jiangzhou |
発音転記 | フォン ジアンジョウ |
出生日 | 1964年5月16日 |
学歴 | 浙江美術学院 |
出身地 | 浙江省舟山市 |
担当楽器 | ボーカル・ラップトップ |
ジャンル | パンク・ノイズ・デジタルハードコア |
職業 | マネージャー・作曲家 |
豊江舟(フォン ジアンジョウ、Feng Jiangzhou、1964年5月16日 -)は、北京市で活動しているボーカリスト。蒼蝿楽隊のボーカリストである。
経歴
1986年、浙江美術学院を卒業する。
1993年から北京市で暮らし始め、同時にロック音楽を作りはじめる。この頃、周易楽隊のマネージャーを務めたことがあった。
10月、蒼蠅楽隊を結成し、ボーカルを務める。過激な詞は彼が書いたものだが、その内に秘められたメッセージ性は、政治的な意味合いがほとんどないが、現代社会を風刺したものが多く、崔健の後の真のロッカーであるとも言われた。
蒼蠅楽隊としてバンド活動を続けるだけではなく、台湾のテクノユニット・3RD NOVAと共に、デジタルノイズを取り入れたアルバム『the Fly>Fallen love』を発表した。
2000年には、BADHEADレーベルのCEOになったが、その後摩登天空とは縁が切れ、BADHEADには関わっていない。同年、レコーディングスタジオを作り、挂在盒子上楽隊と誘導社楽隊の1stアルバムのプロデュースを行う。また病醫生楽隊のプロデュースも行った。同年夏には、台湾からソロアルバム『516分子』が発売となった。
1998年8月1日、[ロ豪]叫倶楽部で行われた蒼蠅楽隊のライブより
(撮影:YIREN)
2001年12月30日、昆明で行われた“中国芸術在行動--昆明現代音楽節”に参加した。同年12月、日本で発売されたデジコアオムニバス『電核噪動 Vol.壹』に曲が収録された。
2002年3月には、ドイツのベルリンで行われたベルリン音楽芸術節に参加した。5月3日には、迷笛音楽節に参加した。7月、孫大威と共に孟京輝の話劇「関于愛情帰宿的最近観念」の音楽を担当した。11月9日、上海の音楽倉でライブを行った。12月17日、全国農業展覧館2号館で行われた迷笛音楽季に出演した。
2003年2月、Badheadとアルバム発売契約をした。7月、CD付雑誌『我愛揺滾楽21』に曲が収録された。同年、deas blind dumb schoolを設立し、インディーズでオムニバス『黄禍』を手がけたが、deas blind dumb schoolの会員制による活動は行われなかった。8月24日、広州のLivehome3でライブを行った。9月、インディーズオムニバス『LANDSCAPE Various Artists』に曲が収録された。
2002年11月9日、上海の音楽倉でのライブ
(撮影:YIREN)
2004年2月14日、上海の上海多倫現代美術館で行われた“打開天空”実験電子音楽会に参加した。5月9日、老工廠珈琲でライブを行った。同月、インディーズアルバム『豐江舟記念鉄盒』を発売した。7月30日、深[土川]の知道会所で行われた“南北電子音楽派対”に参加した。9月28日、上海の人民公園の懸浮劇場で行われた“2004(第五届)上海双年展--上海正明月影像儀式(開幕晩会)”に出演し、演奏したほか、この音楽関連のディレクター的役割を務めた。10月5・6日、河北省南戴河碧海藍天沙灘で行われた“潮2004海灘電子音楽節”に出演した。
2005年8月8日、厦門の最[ロ巴]で行われた“最電子”電子音楽節に盧勁濤と共に参加した。6月18日、北京立方芸術中心でライブを行った。9月17日、北京立方芸術中心で行われた呂佳佳のライブに参加した。10月22・23日、国家図書館音楽庁で行われた呂佳佳のライブに参加した。11月29日、北京立方芸術中心で姚斌と共にライブを行った。
2004年9月28日、“2004(第五届)上海双年展”より
(撮影:YIREN)
2006年11月、オムニバス『什麼是現代? 革命? 様板?』に曲を発表した。12月23日、天津の国際展覧中心2号館で行われた“聖誕揺滾万人狂歓”ライブに参加した。12月12日、『七星子』、『噪音有害健康』と『四分律』、『2001-2005豐江舟Live』を同時発表した。
2007年3月、孟京輝の話劇「艶遇」の音楽ディレクターを担当した。8月24-26日、河北省北戴河の碧螺塔酒[ロ巴]公園で行われた“BIGLOVE庫匯海洋音楽節”に参加した。
2008年12月、オムニバス『背景 - 中国声音芸術』に曲が収録された。
ディスコグラフィー
スタジオ・アルバム
- [[the fly>Fallen love(豊江舟)|the fly>Fallen love]](1998年10月)
- 516分子(2000年9月)
- 七星子(2006年12月12日)
- 噪音有害健康(2006年12月12日)
- 四分律(2006年12月12日)
アルバム・ボックス
- 豐江舟記念鉄盒(2004年5月)
映像作品
- 2001-2005豐江舟Live(2006年12月12日)
ソロ発表曲
曲名 | アルバム名 | 発表年 | 備考 |
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小夜曲 摩登天空 1999 クレジットは豐&3rd Nova▽非売品 | |||
地下風景線 摩登天空 1999 クレジットは豐&3rd Nova▽非売品 | |||
小子別太早 非常次序 2000/2 本当のタイトルは、「小子別説太[入/肉]」のようだ | |||
做只禿頭的鳥 音楽小虫4 2000/4 | |||
再見[ロ巴],媽媽 内心的噪音 2001 | |||
七星子 比零還少 2001 CD-ROM | |||
最紅不過夕陽紅 電核噪動 Vol.壹 2001/12 | |||
(曲名不明) 2002 迷笛現代音楽節 Live 2002/7 ▼VCD | |||
七星子Ⅲ 通俗歌曲 NMCVol.224 2002/12 DEMO | |||
無題 我愛揺滾楽21 2003/7 | |||
01 黄禍 2003/8 | |||
02 黄禍 2003/8 | |||
03 黄禍 2003/8 | |||
新長征 LANDSCAPE Various Artists 2003/9 | |||
(曲名不明) FLESH AND PINK MILK 2004/4 メキシコのPORO SOUNDのオムニバス | |||
革命智取 什麼是現代? 革命? 様板? 2006/11 | |||
因為[女也]・下雨的歌 戯劇原声 2008 | |||
PA PA PA 背景 - 中国声音芸術 2008/12 |
参加アルバム
アーティスト・バンド名 | 曲名 | アルバム名 | 発表年 | 参加形態 | 備考 |
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蒼蝿楽隊 | 蒼蝿楽隊のページへ | ||||
病醫生楽隊 夜上濃粧 2000/10 プロデューサー(虎子と)、アルバムカバー画、カバーデザイン、撮影 全曲参加 | |||||
挂在盒子上楽隊 Yellow Banana 2001/4/27 プロデューサー、レコーディング、ホイッスル 全曲参加 | |||||
挂在盒子上楽隊 | 弗克希公主 2004/9 ホイッスル、エレキドラム 2曲参加 | ||||
誘導社楽隊 脳体下垂運動 内心的噪音 2001 レコーディング、ミキシング | |||||
誘導社楽隊 | 我想[イ尓]会在我的懐抱中説声[イ尓]愛我 2002/4 プロデューサー(雷霖と)、レコーディング 全曲参加 | ||||
PANDA TWIN THE MAN WHO HATED THE SHADOW 2002 プロデューサー、ミキシング 全曲参加 | |||||
靈楽隊 釈放 band1.軟硬適中 2002 プロデューサー、レコーディング(黄曉輝と)、ミキシング | |||||
飄楽隊 非常突然 band1.軟硬適中 2002 プロデューサー、レコーディング(黄曉輝と)、ミキシング | |||||
虎子 献給[イ尓]-烏鴉 叛客 2002/7 ミキシング(虎子と) | |||||
Sulumi Chill Out Air inhibition of Water 2003/5 マスタリング(密碼と) 全曲参加 | |||||
オムニバス 内心的噪音 2001 マスタリング CD- ROM▽全曲参加 | |||||
オムニバス 比零還少 2001 プロデューサー 全曲参加 | |||||
オムニバス 黄禍 2003/8 企画(玄番小雪、孫大威と)、マスタリング CD2のみ | |||||
オムニバス 什麼是現代? 革命? 様板? 2006/11 プランナー(邵彦棚と) 全曲参加 | |||||
オムニバス 企鵝姑娘 戯劇原声 2008 詞曲 | |||||
舞台 関于愛情帰宿的最新観念 2002 作曲(黄耀明と)、現場音楽(複数で) ▼DVDあり | |||||
舞台 鏡花水月 2006 ビジュアルアートデザイン ▼DVDあり |
出演
媒体 | 曲名 | 収録ソフト名 | 発表年 | 参加形態 | 備考 |
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テレビ番組 中国新音楽的N個瞬間 2005/9 語り ▼DVDあり |
主要なライブ・コンサート
1964年、浙江省の舟山群島で生まれる。1986年、浙江美術学院を卒業する。 1993年から北京で暮らし始め、同時にロック音楽を作りはじめる。この頃、周易楽隊のマネージャーを務めたことがあった。
10月、蒼蠅楽隊を結成し、ボーカルを務める。過激な詞は彼が書いたものだが、その内に秘められたメッセージ性は、政治的な意味合いがほとんどないが、現代社会を風刺したものが多く、崔健の後の真のロッカーであるとも言われた。
蒼蠅楽隊としてバンド活動を続けるだけではなく、台湾のテクノユニット・3RD NOVAと共に、デジタルノイズを取り入れたアルバム『the Fly>Fallen love』を発表した。
2000年には、BADHEADレーベルのCEOになったが、その後摩登天空とは縁が切れ、BADHEADには関わっていない。同年、レコーディングスタジオを作り、挂在盒子上楽隊と誘導社楽隊の1stアルバムのプロデュースを行う。また病醫生楽隊のプロデュースも行った。同年夏には、台湾からソロアルバム『516分子』が発売となった。
1998年8月1日、[ロ豪]叫倶楽部で行われた蒼蠅楽隊のライブより
(撮影:YIREN)
2001年12月30日、昆明で行われた“中国芸術在行動--昆明現代音楽節”に参加した。同年12月、日本で発売されたデジコアオムニバス『電核噪動 Vol.壹』に曲が収録された。
2002年3月には、ドイツのベルリンで行われたベルリン音楽芸術節に参加した。5月3日には、迷笛音楽節に参加した。7月、孫大威と共に孟京輝の話劇「関于愛情帰宿的最近観念」の音楽を担当した。11月9日、上海の音楽倉でライブを行った。12月17日、全国農業展覧館2号館で行われた迷笛音楽季に出演した。
2003年2月、Badheadとアルバム発売契約をした。7月、CD付雑誌『我愛揺滾楽21』に曲が収録された。同年、deas blind dumb schoolを設立し、インディーズでオムニバス『黄禍』を手がけたが、deas blind dumb schoolの会員制による活動は行われなかった。8月24日、広州のLivehome3でライブを行った。9月、インディーズオムニバス『LANDSCAPE Various Artists』に曲が収録された。
2002年11月9日、上海の音楽倉でのライブ
(撮影:YIREN)
2004年2月14日、上海の上海多倫現代美術館で行われた“打開天空”実験電子音楽会に参加した。5月9日、老工廠珈琲でライブを行った。同月、インディーズアルバム『豐江舟記念鉄盒』を発売した。7月30日、深[土川]の知道会所で行われた“南北電子音楽派対”に参加した。9月28日、上海の人民公園の懸浮劇場で行われた“2004(第五届)上海双年展--上海正明月影像儀式(開幕晩会)”に出演し、演奏したほか、この音楽関連のディレクター的役割を務めた。10月5・6日、河北省南戴河碧海藍天沙灘で行われた“潮2004海灘電子音楽節”に出演した。
2005年8月8日、厦門の最[ロ巴]で行われた“最電子”電子音楽節に盧勁濤と共に参加した。6月18日、北京立方芸術中心でライブを行った。9月17日、北京立方芸術中心で行われた呂佳佳のライブに参加した。10月22・23日、国家図書館音楽庁で行われた呂佳佳のライブに参加した。11月29日、北京立方芸術中心で姚斌と共にライブを行った。
2004年9月28日、“2004(第五届)上海双年展”より
(撮影:YIREN)
2006年11月、オムニバス『什麼是現代? 革命? 様板?』に曲を発表した。12月23日、天津の国際展覧中心2号館で行われた“聖誕揺滾万人狂歓”ライブに参加した。12月12日、『七星子』、『噪音有害健康』と『四分律』、『2001-2005豐江舟Live』を同時発表した。
2007年3月、孟京輝の話劇「艶遇」の音楽ディレクターを担当した。8月24-26日、河北省北戴河の碧螺塔酒[ロ巴]公園で行われた“BIGLOVE庫匯海洋音楽節”に参加した。
2008年12月、オムニバス『背景 - 中国声音芸術』に曲が収録された。
- 2000年10月26日 北京市 CD CAFE
- 2001年12月30日 雲南省昆明市 国際貿易中心門前広場 中国芸術在行動--昆明現代音楽節
- 2002年1月3日 雲南省昆明市 大観公園 中国芸術在行動--昆明現代音楽節
- 2009年10月24日 北京市 尤倫斯当代芸術中心中央甬道 浮城游生
- 2009年10月25日 北京市 尤倫斯当代芸術中心中央甬道 浮城游生
- 2011年4月16日 北京市 世紀劇院 2011王菲菲“飛音音楽”巡回演唱会-北京站 ビジュアルディレクター