第二層皮楽隊

2002年6月8日のライブ。（写真：司徒無敵）

初期の頃の写真。

第二層皮楽隊（ディアルツォンピ、Diercengpi）は、1990年代後半から2000年代前半にかけて、浙江省杭州市で活動していたバンド。1990年代後半から2000年代前半にかけて、杭州オルタナシーンを牽引してきたバンドである。

メンバー

ベース（1999年?） -- 日本人。
李龍華　ギター（1999年?）
戈明珠　ドラム（1999年?） -- 忘了楽隊のメンバー。
朱志芳　リードギター（1999年初 - 2000年）
丁立鬆　バイオリン（2002年春 - 2000年代前半?） -- 女性。
韓婭娟　バックボーカル（2002年 - ?） -- 女性。
Paul Carnine　ベース（1999年初 - 2002年前半ベース,ドラム） -- アメリカ人。元・快餐盒楽隊のメンバー。日本人ベーシストが参加していた時はドラム。2002年5月19日のライブの時はフランスに行ってしまっていため、すでに不在。
鼓妞（李蓉）　ドラム（1999年初 - 2000年代前半） -- 女性。2004年には不在。
周磕　ギター & キーボード（2001年 - 2000年代前半） -- 2004年には不在。
小毛　（2004年） -- 2004年4月18日のライブに参加。
陳小肆　ベース（2005年前半） -- 2005年4月9日のライブに参加。

元・快餐盒楽隊のメンバーであった李剣鴻とPaul Carnineなど、合計4名によって結成された。Sonic Youthのようなギターノイズで、ライブを繰り返すことで、力を付けていった。

2000年4月26日、インディーズ1stアルバム『無数的中性表演』を発表した。

2002年1月、Paul Carnineの出資で、インディーズ2ndアルバム『寄献給一切享受無聊的人』を制作した。この頃から、音楽がノイズから実験音楽へと変化していった。5月19日に上海市でライブを行なった時は、ベーシスト不在であった。8月、インディーズ1stEP『再見吧，我的葬礼』が発売となった。

杭州ロックのトップバンドのひとつとして活動しており、ライブに定評がある。

2003年7月、インディーズ3rdアルバム『我的起義』が発売となった。9月、李剣鴻によってバンド名と同じ、第二層皮独立唱片機構が設立された。この時から、第二層皮という名前はバンド名だけでなく、インディーズ・レーベルの名前にもなった。

2006年から、活動休止中である。

曲名	アルバム名	発表年	備考
从蛋到鸡	音楽小虫3	1999/12
遗失的爱	音楽小虫4	2000/4
（曲名不明）	23夜	2001/12	ライブ▼VCD
（曲名不明）	杭州地下 2002.5.18 Live	2002	ライブ▼VCD
再见吧，我的葬礼	従三墩到武林広場	2002/9
声欲二	C	2006/5