1988年には、那英・劉歓・孫國慶・王迪・范琳琳ら、流行音楽のアルバムを十数本もレコーディングし、彼らの国内でのコンサートに参加した。

　1989年、ロックを聴くようになる。それから、ロックが生活に不可欠な一部分となり、また創作活動を始めるようになる。

　1990年4月、黄種人楽隊を結成し、ボーカルとリードギターを担当する。のち、中国戯曲学院の教師を辞めて、黄種人楽隊での活動に絞る。

2001年頃の写真

　1992年末、黄種人楽隊は解散してしまう。

　バンド解散後はソロ活動を始め、1995年夏には、北京帰来去文化芸術有限責任公司と契約、1997年には1stアルバム『我不会忘記最初』を発表する。また、同年発売の『再見　張炬』に曲を発表する。

　1998年の夏には、ライブハウスSCREAM CLUB（［ﾛ豪］叫倶楽部）で、アコースティックライブを開いたり、12月24日、太原で行われた“巴爾狂歓夜九八中国揺滾勢力聖誕演唱会”に唐朝楽隊・指南針楽隊・天堂楽隊・鮑家街43號楽隊・巴爾傲威楽隊とともに参加した。

　彼の詞は独特で、かつて崔健も誉めたり、また、海外でも注目されたことがあった。しかし、彼の音楽はいたって暗く、一般の人に受け入れられる音楽ではなかった。そのため、アルバムはほとんど売れなかった。

1stアルバムの頃の写真

　2000年は、中国戯曲学院でパーカッションの教師を担当している。6月、朋友酒［ﾛ巴］でPAUL GILBERTと共にギター交流を行った。7月9日、“万博苑世紀文化広場”露天音楽会に出演した。この時のメンバーは、歇斯（Vo&G）・李卓（B&Cho）・毛子（Dr&Cho）・劉凱波（Key）だった。12月には、京文唱片旗下の［ﾛ豪］叫唱片と契約する。

　2001年2月になり、中国初のロックギターアルバム『2065　舞指如歌』を発売した。4月22日、藏酷酒［ﾛ巴]で行われたMr.BIGのギターリスト・Paul Gilbertとの交流会で、演奏をした。4月30日、CD CAFEでライブを行ったが、その時のバンドメンバーは、歇斯（Vo&G）・顧中（アコースティックG&B）・毛子（Dr）だった。11月、莱茵河声場でライブを行った。12月2日、山東省東営の鑽井体育館で行われた“天亮了−東営2001中国音楽新勢力大型演唱会”に出演した。12月、済南魯芸劇院でソロライブを行った。同年末、『2065　舞指如歌』が北京信報で最優秀ギターアルバムに選ばれた。

　2002年には、華偉音楽学校で教師として、学生達にギターを教えている。2月、『2065　舞指如歌』が台湾で発売された。4月、MUSICMAN/ERNIE BALLと契約して、そのイメージキャラクターとなった。7月、有戯酒［ﾛ巴］でAndy Timmonsと共にギター交流を行った。8月31日、工人文化宮で行われたBOSS・吉他中国琴友交流会に出演した。10月10日、台湾の台北科技大学中正堂でアメリカのギターリスト・Joe Satrianiと共同ライブを行った。10月末、『2065　舞指如歌』がアメリカで発売となった。12月初、『2065　舞指如歌』がヨーロッパで発売となった。

2004年3月20日、小酒館でのライブ
（写真：蔡鳴）

　2004年1月13日、アメリカ・ロサンジェルスで開かれたTHE NAMM SHOWに出演した。2月15日、新豪運酒［ﾛ巴］で行われたアメリカ人ギターリストNeil Zaza北京音楽会に参加し、同じ舞台に立った。3月、SEYMOUR DUNCAN/BASSLINESのイメージキャラクターとなった。3月20日、成都の小酒館でギター交流会を開いた。7月22日、広州のSOLO[ﾛ巴]でギター演奏会を行った。7月30日、新豪運酒［ﾛ巴］で“巓峰弦気”ギター演奏会を開いた。8月、個人のバンドであるPOWELLYOUNG BANDを率いて、韓国の釜山で行われた“2004韓国釜山国際揺滾音楽節”に参加した。9月、スペインのバルセロナで行われた“バルセロナ2004世界論壇音楽季”に参加した。12月30日、西安の西安紫薇商務会所でギター演奏会を行った。

　2005年1月、US MUSIC CORP、Seymour Duncan、MUSICMAN/EBの要請でアメリカへ行き、THE NAMM SHOWに出演した。1月、BOSSのエフェクター・GT-8のイメージキャラクターとなった。3月、VINCIの中国イメージキャラクターとなった。4月3日、広州の商晩宴舞でギター交流会を開いた。4月4日、深[土川]の本色酒[ﾛ巴]でギター交流会を開いた。4月5日、重慶の銅色酒[ﾛ巴]でギター交流会を開いた。4月6日、重慶の劉詩昆琴芸術中心でギター交流会を開いた。4月7日、成都の四川音楽学院でギター交流会を開いた。4月9日、成都の小酒館でギター交流会を開いた。

書籍『揺滾夢尋』より

　2006年1月、アメリカ・ロサンジェルスで開かれた“THE NAMM SHOW06”に参加し、ミュージシャン達との交流を深めた。3月24日、無名高地酒[ﾛ巴]でライブを行った。4月16日、山西省太原の山西省医科大学でライブを行った。9月22日から10月8日にかけて、アメリカのCullen Performance Hall,University of Houstonでライブを行った。10月18-20日、上海の新国際展覧中心でライブを行った。12月30日、内モンゴル自治区包頭の内蒙古科技大学礼堂でライブを行った。

　2007年1月、アメリカのKAHLERと契約した。1月14日、鄭州の亜細亜酒店3階でギタークリニックを開いた。6月3日、星光現場音楽庁でライブを行った。6月4日、北京中国国際展覧中心1号館でギタークリニックを開いた。8月8日、成都の小酒館芳沁店でギタークリニックを開いた。8月10日、蘭州の時間音楽酒［ﾛ巴］でギタークリニックを開いた。8月12日、西安の月亮鑰匙酒［ﾛ巴］でギタークリニックを開いた。8月19日、合肥の欧華音楽芸術培訓学校でギタークリニックを開いた。8月21日、武漢のVOX酒[ﾛ巴]でギタークリニックを開いた。8月23日、杭州の天目琴行でギタークリニックを開いた。

　2008年9月16日、福建省厦門の観音山で行われた“2008厦門観音山沙灘文化節”に参加した。9月22日、星光現場音楽庁でライブを行った。9月30日、重慶市大足県龍水湖で行われた“龍水湖畔 国際露営音楽節”に参加した。

　2009年5月30日、農展館館外舞台で行われた“第四届B3吉他大奨賽頒奨”にゲスト出演した。10月、インディーズレーベル・糖衣文化と契約した。

　2010年1月10日、愚公移山で3rdアルバム『The Melodyism』発表会を開いた。5月29日、壹空間でライブを行った。