鮑家街43号楽隊
鮑家街43号楽隊 | |
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基本情報 | |
中国語名(簡体字) | 鲍家街43号 |
中国語名(繁体字) | 鮑家街43號 |
拼音 | Baojiajie43hao |
発音転記 | バオジィアジエスシサヌハオ |
英語名・外国語名 | No.43 BAOJIA STREET |
別名 | 鮑家街四十三号 |
学歴 | 中央音楽学院 |
出身地 | 北京市 |
ジャンル | ブルース・ブルースロック・オルタナティブ・ファンク・ポップロック |
活動期間 |
1993年11月11日 - 2000年春 2020年10月10日 |
影響 | The Doors |
メンバー |
単小帆 趙牧陽 杜咏 |
鮑家街43号楽隊(バオジィアジエスシサヌハオ、Baojiajie43hao)は、1990年代、北京市で活動していたブルースロックバンド。中国の音楽学歴最高峰のバンドとして知られている。
メンバー
- 汪峰 ボーカル & リズムギター(1993年11月11日 - 2000年春,2020年10月10日)
- 龍隆 リードギター(1993年11月11日 - 2000年春,2020年10月10日)
- 王磊 ベース(1997年前半 - 1999年,2020年10月10日)
- 単小帆 ドラム(1997年前半 - 1997年8月,2020年10月10日)
- 趙牧陽 中国大鼓(1997年12月 - 2000年春 ドラム,2020年10月10日 中国大鼓)
- 杜咏 キーボード(1993年11月11日 - 2000年春,2020年10月10日)
過去に在籍したメンバー
- 李杰 ギター(1993年11月11日 - 1993年後半)
- 李斌 ベース(1993年11月11日 - 1997年)
- 劉剛 ドラム(1993年11月11日 - 1997年)
- 王立冬 ドラム(1997年8月 - 1997年12月)
経歴
メンバーは中国音楽学校の最高学府である、中央音楽学院出身で、バンド名はこの中央音楽学院の住所から取った。
1994年1月から中央音楽学院・富豪DISCO・馬克西姆餐庁等でライブを行なうようになる。5月には、中央戯劇学院話劇院と協力し、現代劇『浮士徳』の音楽全般を担当する。
1994年から1995年末の間には北京市・山東省青島市・遼寧省大連市・天津市・山東省済南市などで、数百回ライブを行ない、新世代のロックバンドの1つとして、注目を浴びる。
やがて、ラジオ『新音楽雑誌』のDJ・張有待に見出され、1996年に彼の経営する有待唱片からデモテープを発売した。それが元で、レコード会社の注目を浴び、同年11月、北京京文音像公司と契約した。
1997年6月1日には1stアルバムが発売となる。このアルバムはブルース的要素以外にもファンク的な要素が強い。
彼ら以前に登場したロックバンドは、絵を勉強していたアーティスト志向の学生達によって結成され、音楽の勉強はほとんどしていなかったのが大半であった。だが、彼らは学校で正式に音楽を勉強してきた音楽のエリート達によって結成された、従来の中国ロックバンドとは異なる、新しいタイプのバンドであった。
同年、香港のテレビ局・鳳凰衛視より、1997年度大陸最優秀男性アーティストの候補に挙げられた。
1998年末には2ndアルバム『風暴来臨』を発売した。
近年、このようなハイペースでアルバムをリリースできたのは、とても珍しい。彼らの音楽が優れたものであり、音楽関係者とリスナーの求めているものを創作しているのが分かる。
1999年には王磊が脱退し、バンドは4人編成になる。ベースの音は、キーボードの演奏でカバーした。12月31日からラジオでON AIRとなった「再见二十世纪」は、翌年のヒットチャート・中国歌曲排行榜で5周連続1位となり、ラジオ局の新曲連続1位の新記録を樹立する好成績を収めた。
2000年春には汪峰以外のメンバーがバンドを脱退し、新たなメンバーが加入した。それと同時に、バンド名を鮑家街楽隊と改名した。バンドメンバー大量脱退の理由は、汪峰がソロでレコード会社と契約したためであるが、鮑家街43号楽隊としての活動している時には、家賃も支払うことができないほど困窮しており、このままでは生活していくのもままならないと考え、汪峰がソロ契約をしたことによるメンバーの反発である。
2020年10月10日、コンテスト番組『楽隊的夏天 第二季』にゲスト出演し、「晚安 北京」を演奏した。一夜限りであるが、20年振りの再結成であった。
ディスコグラフィー
スタジオ・アルバム
デモテープ
- 鮑家街四十三号(1996年)
プロモーション・シングル
- 再見二十世紀(1999年12月)
ソロ発表曲
曲名 | アルバム名 | 発表年 | 備考 |
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晚安 北京 | 揺滾北京III | 1997 | |
晚安 北京 | 京文時態零号 | 1999/9 | |
晚安 北京 | 北京楽与路 | 2001 | サウンドトラック▽クレジットは汪峰与鮑家街43号▽かつての音源とは異なるバージョン▽映画のクレジットでは同じ音源のはずなのにボーカルが蔡正東となっている、実際音を聴くと、汪峰の声には思えない |
主要なライブ・コンサート
- 1994年2月14日 北京市 馬克西姆餐庁
- 1994年5月27日 北京市 中央戯劇学院 現代劇『浮士徳』 伴奏 合計15回公演
- 1994年 北京市 中央音楽学院
- 1994年 北京市 富豪DISCO
- 1994年 - 1995年末 北京市・山東省青島市・遼寧省大連市・天津市・山東省済南市
- 1995年11月3日 北京市 北京広播学院
- 1995年11月15日 北京市 北京外国語大学
- 1995年11月 北京市 北京化工大学
- 1996年 北京市 亜夢酒吧
- 1997年12月 広東省深圳市 2回ライブ
- 1997年12月5日 北京市 天星音楽餐庁 1stアルバム『鮑家街43号』発表会
- 1998年4月11日 河南省新郷市 新郷市体育中心足球場 第一届新郷揺滾音楽節
- 1998年8月 広西チワン族自治区南寧市 バー
- 1998年8月30日 広西チワン族自治区南寧市 広西壮族自治区体育場 '98南寧中国揺滾音楽演唱会
- 1998年11月14日 北京市 忙蜂酒吧
- 1999年12月4日 北京市 莱茵河声場
- 1998年12月24日 山西省太原市 巴尓狂歓夜九八中国揺滾勢力聖誕演唱会
- 1998年12月30日 北京市 男孩女孩酒吧
- 1998年12月31日 北京市 忙蜂酒吧
- 1999年5月1日 山東省東営市 京都皇后之夜-晩安.東営演唱会
- 1999年6月 北京市 忙蜂酒吧
- 1999年7月10日 山東省臨沂市 晩安.臨沂演唱会
- 1999年7月28日 香港 高山劇場 中国揺滾新生代音楽会
- 1999年7月29日 香港 高山劇場 中国揺滾新生代音楽会
- 1999年9月17日 山東省東営市 保険之声-東営大型演唱会
- 1999年10月23日 北京市 莱茵河声場
- 2000年3月3日 北京市 朋友倶楽部
- 2020年10月10日 愛奇芸 コンテスト『楽隊的夏天 第二季』 ゲスト出演
外部リンク
- 中国語