盤古楽隊

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盤古楽隊
Pangu 11.jpg
基本情報
中国語名(簡体字) 盘古
中国語名(繁体字) 盤古
拼音 Pangu
英語名・外国語名 Punkgod
出身地 江西省南昌市
ジャンル パンク
活動期間 1996年8月 -
メンバー 敖博
段信軍
(写真:)

盤古楽隊(、Pangu)は、江西省南昌市出身で、海外で活動しているバンド。中国のバンドの中で最もパンクで、アナーキーなバンドである。

メンバー

過去に在籍したメンバー

サポートメンバー

  • ドラム(2004年2月28日)-- 2004年2月28日、台湾台北市の「Say Yes To Taiwan 2004」”に出演し、敖博は「台湾魂」のTシャツを着ながら、「独立革命」を熱唱した。この歌詞は「独立一天,也比不独立好;独立一秒鐘,也比不独立好」というものであった。参加メンバーは、中国から敖博(Vo&G)・段信軍(B)の2人で、ドラムは台湾の濁水溪公社のメンバーがサポートを務めた。

経歴

1996年8月に結成。メンバーはボーカル兼ギターの敖博以外は、いつも流動的である。初ライブは1996年8月、南昌で最も有名な海賊盤CD店・真優美唱片の前で野外ライブを行った。この時のメンバーは敖博(Vo&G)・肖飛(G)・李文楓(B)・陳斌(Dr)。間もなくして、1stDEMO『怎麼ban』をレコーディングした。  1997年5月、深[土川]で行われた“五四新青年音楽節”に参加したが、深[土川]大学の学長によって演奏を中止させられてしまう。彼らはただ、「中国地下音楽怒潮/戦死街頭」という垂れ幕を舞台で掲げることしかできなかった。この時から、盤古楽隊が北京ロックに対抗する中国アンダーグラウンドミュージック界の代表者と考えられるようになる。

 1997年8月、広州に行き、王磊と知り合い、彼にDEMOを制作してもらう。また、中山大学の四月酒[ロ巴]で初の外地ライブを行った。その後、活動拠点を広州に移す。

 1998年4月、広州で行われた“1998音楽新勢力”音楽会に参加した。5月4日、開平市で行われた第三届“Band花怒放”五四新青年揺擺音楽節に出演した。


2005年、スウェーデンでの写真 左から:段信軍・敖博


 8月、王磊の龍民音楽からアルバム『慾火中焼』が香港で発売となる。その中に収録した「猪三部曲-圏」は、北京ロック圏を豚に看立て、崔健・鄭鈞・張楚・何勇・唐朝楽隊・面孔楽隊・零點楽隊・竇唯・黒豹楽隊・呼吸楽隊・地下嬰兒楽隊・王勇など、北京ロック界の重鎮の音楽や歌詞を採り入れながら北京ロックを批判した。これが大評判となり、彼らは一躍南方ロック界の異端児として、大注目を浴びるようになった。12月、広州で行われた“以音楽的名義”音楽会に参加した。

 1999年3月29日、河北省唐山の西山口倶楽部で行われた“春天来了-1999年中国新音楽発表会”に南方バンドの代表として参加した。この時は、ドラムは王磊が担当していた。4月7日、深[土川]の公爵酒[ロ巴]で行われた“Kurt Cobain逝去5周年中国南方音楽会”に参加した。この時、ドラムはいなくて、2人だけでライブを行った。同月、広西チワン族自治区賀州で行われた“[イ尓]無法阻[才当],朋克来了”音楽会に参加した。12月25日、安徽省合肥市の合肥市体育館で行われた“中北千禧揺滾之夜”に参加し、3000人以上もの観衆の前で演奏するなど、全国を飛びまわる。

『[ロ豪]叫! [ロ豪]叫! [ロ豪]叫!(単曲精選)』の歌詞カードより

 彼らは芸術の一環として、音楽をやっているため、音楽性には拘らず、周りにあるものを利用して楽器としている。つまり、そこにバケツがあれば、バケツをドラム代わりにするなど。パンク本来のスタイルを貫いている数少ない人物である。そのため、音楽はとても聴けたものではない。  敖博以外のメンバーについてであるが、ベースは南昌にいた時から、李文楓が弾いていたが、広州に移って暫く時間が経過した1999年になり、脱退した。 ドラマーは頻繁に変わっており、初代から順に数えると、陳斌、肖飛、熊威廉、梅強、韓冬輝、國國、趙志輝、熊先憬、徐林、羅曉輝、王磊、秦旭[丹彡]、趙志輝、候亮、韋民、趙志輝で、2000年夏は16代目趙志輝がドラムを叩いている。メンバーは、必ずしもドラムが叩けたわけではなく、肖飛は結成メンバーの1人であるが、以前はギターを担当していた。梅強が在籍していた時には、DEMOを製作。國國は、盤古楽隊が広州に移ってからの最初のドラマーである。趙志輝は南昌の[火3]楽隊(原子彈楽隊)のメンバーで、広州の一九九[ロ巴]の開店直前に加入し『慾火中焼』をレコーディングしたほか、何回か脱退・加入を繰り返している。王磊は不插電酒[ロ巴]を開く前後から加わり、暫くの間メンバーとなる。候亮(向日葵楽隊)は、1999年11月、アルバム『怎麼ban』をレコーディングした時にドラムを叩いた。

1998年頃の写真 真中が敖博 (盤古楽隊のサイトより)

 2000年8月12日、太原の貝塔斯曼城堡でライブを行った。8月26日、徐州の浜湖公園で行われた“淮海戦役現創音楽会”に参加した。9月1日、河北省唐山の唐山市文化宮北門内大衆舞庁でライブを行った。12月、桂林でライブを行った後、暫くライブ活動は休止となる。

 2001年2月になり、北京京文唱片から、『慾火中焼』がタイトルを『盤古』と変更して正式に発売された。8月、活動拠点を広州から南昌へ戻した。9月には、『怎麼ban』が発売となった。 2002年1月3日、雲南省昆明市の大観公園で行なわれた中国芸術在行動--昆明現代音楽節に参加した。この時、白軍と舞台で殺人ゲームのパフォーマンスを行なったほか、普段着の警察官と共に舞台で歌を歌った。


 2002年1月3日には、雲南省昆明で行われた“中国芸術在行動--昆明現代音楽節”に参加した。この時のメンバーは、敖博(Vo&G)・劉振興(B)・肥狼(Dr)で、2週間前に加入したばかりであった。

 2003年3月22日、南昌市の星期五酒[ロ巴]でライブを行った。同年のメンバーは、敖博(Vo&G)・段信軍(B)・陳斌(Dr)。12月5・6日、広州のSOLO[ロ巴]でライブを行った。

2004年2月28日のライブ 左から:段信軍・敖博 (大陸盤古楽団 登台高唱独立より、 写真:高彬原)

 2004年2月28日、台湾の総統府前広場で行われた“Say Yes To Taiwan 2004”に出演し、敖博は「台湾魂」のTシャツを着ながら、「独立革命」を熱唱した。この歌詞は「独立一天,也比不独立好;独立一秒鐘,也比不独立好」というものであった。参加メンバーは、中国から敖博(Vo&G)・段信軍(B)の2人で、ドラムは台湾の濁水溪公社のメンバーがサポートを務めた。このライブでは、司会者である朱約信から「中国第一個支持台独的楽団」と紹介され、今回のイベントの中で最も注目を浴びた。また台湾へは、旅行ビザでバンコクに行き、そこで飛行機を乗り換えて台湾に入った。2月29日、台湾の陳呂競選総部で行われた「Taiwan Inde」サイトオープン式典に5カ国のミュージシャン達と共に参加し、陳水扁総統と会い、陳水扁再選を支持した。彼らの台湾での様子は、台湾の新聞「聯合報」(2004年2月29日号)などで取り上げられ、台湾や大陸で大きな話題となった。3月、台湾を離れ、タイへ行った。  2005年、スウェーデンで永久難民居留権の認定を受け、1月31日には、パスポートが発行された。8月、アルバム『不同的声音』を発表した。10月19日、アルバム『盤古暴民選集第一巻』を発表した。


2005年12月25日、スウェーデンでの写真 写真は敖博


 2006年1月、アルバム『1983』を発表した。2月、アルバム『白軍』を発表した。2月25・26日、台湾の台北華山文化園区で行われた“2006 EAST-CORE ASIA台湾魂演唱会”に参加した。参加バンドの中で、最も注目を浴びたバンドとなった。7月25日、アルバム『盤古暴民選集第2巻』を発表した。11月、アルバム『民謡硬核』と『殺殺殺』を発表した。

 2007年、台湾のインディーズレーベル・大港唱片からアルバム『独立』が発売となった。CDで発売となるのは2001年9月に発表した『怎麼ban』以来のことである。7月4日、1997年にレコーディングした未発表曲アルバム『盤古PUNK研究所地下噪音怒潮1997』を発表した。9月、アルバム『盤古暴民選集第3巻』を発表した。

 2008年1月、アルバム『新石器時代』を発表した。4月、北京オリンピックの聖火リレーをテーマとしたシングル「北京奥運鬼火」を発表した。6月4日、アルバム『要殺的人太多』を発表した。7月、アルバム『共匪』を発表した。7月、アルバム『独立戦争』を発表した。7月、アルバム『我們的奮闘』を発表した。7月、台湾のインディーズレーベル・大港唱片からアルバム『少年』が発売となり、プロモーションのために、北京オリンピック2週間前に台湾フォークツアーを行い、台中のNell's Home酒[ロ巴]や台南の誠品書店、台湾青年逆転本部、高雄の子宮芸文空間でライブを行った。

2008年7月、『共匪』のレコーディング時の様子

 2009年2月1日、アルバム『野猪林』を発表した。2月、アルバム『荷塘月色精選集』が発売となった。2月、ベストアルバム『18』が発売となった。4月、アルバム『盤古暴民選集第4巻』が発売となった。12月31日、アルバム『金盤路』が発売となった。  2010年1月、アルバム『為人民報仇』・『広州』・『6.4』が発売となった。5月、アルバム『為窮人揺滾』を発表した。

  

 

 


ディスコグラフィー

スタジオ・アルバム

ライブ・アルバム

EP

シングル

映像作品

プロモーション・アルバム

 プロモーション・シングル

デモテープ

コラボレーション・アルバム

スプリット・アルバム

ソロ発表曲 

曲名アルバム名発表年備考

参加アルバム 

アーティスト・バンド名曲名アルバム名発表年参加形態備考

出演

媒体曲名収録ソフト名発表年参加形態備考

主要なライブ・コンサート

 2005年、スウェーデンで永久難民居留権の認定を受け、1月31日には、パスポートが発行された。8月、アルバム『不同的声音』を発表した。10月19日、アルバム『盤古暴民選集第一巻』を発表した。


 2006年1月、アルバム『1983』を発表した。2月、アルバム『白軍』を発表した。2月25・26日、台湾の台北華山文化園区で行われた“2006 EAST-CORE ASIA台湾魂演唱会”に参加した。参加バンドの中で、最も注目を浴びたバンドとなった。7月25日、アルバム『盤古暴民選集第2巻』を発表した。11月、アルバム『民謡硬核』と『殺殺殺』を発表した。

2008年7月、台湾 北京オリンピック2週間前に台湾フォークツアーを行い、台中のNell's Home酒吧や台南の誠品書店、台湾青年逆転本部、高雄の子宮芸文空間でライブを行った。


外部リンク


参加アルバム 

アーティスト・バンド名曲名アルバム名発表年参加形態備考
帥浪屌屄楽隊嫦娥一号屌爆了2011/9詞曲(クレジット無し)