「唐朝楽隊」の版間の差分
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{{Infobox Musician | {{Infobox Musician | ||
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− | [[Image: | + | [[Image:Tangchao_11.jpg|thumb|(写真:)]] |
− | '''''' | + | '''唐朝楽隊'''(タンチャオ、Tangchao)は、[[北京市]]で活動している[[プログレッシブメタル]]バンド。[[中国]]を代表する[[メタル]]バンドである。 |
== メンバー == | == メンバー == | ||
− | *'''''' [[ボーカル]] | + | *'''[[丁武]]''' [[ボーカル]] |
*'''''' [[ギター]] | *'''''' [[ギター]] | ||
*'''''' [[ギター]] | *'''''' [[ギター]] | ||
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+ | 北京のバンド。1988年末、かつて黒豹楽隊のメンバーだった丁武とロックミュージシャン仲間のベーシスト・張炬がアメリカ華僑のKAISER KUO(郭怡廣)(G)・アメリカ人SARPO(薩保)(Dr)と出会い、4人が意気投合して唐朝楽隊を結成する。バンド名はKAISERが名づける。 | ||
+ | 丁武(Vo&G)と張炬は、アメリカ人2人から技術的な面や、音楽的に多大なる影響を受ける。やがて練習を重ねて、安楽居で行われたPARTYに参加した。唐朝楽隊が初めてライブを行った場所であった。この頃は、まだ作品を持っていなかった。東北へライブツアーなども行ったが、この時の唐朝楽隊の活動期間はたった2ヶ月で、1989年6月にはKAISERとSARPOは帰国、丁武は新疆へ旅立ち、張炬は大連に行ってしまい、唐朝楽隊は解散した。 | ||
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+ | 新疆から帰郷した丁武は同じく北京に戻った張炬と共に、唐朝楽隊の継続を心に決め、ギターリスト老五(劉義君)と経験豊富なドラマー趙年をメンバーに加え、活動を再開した。練習は、友達の楊軍の助けにより、中央美術学院12階建て宿舎の一室で行われた。楽器も壊れたものを使用したり、食事もままならなかったが、作品を創作し続けた。1989年12月30日の京城大酒店で開かれたPARTYでは、初めて自分たちの曲を演奏した。 | ||
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+ | 1990年2月、北京首都体育館で行われた“90現代音楽演唱会”に呼吸楽隊・眼鏡蛇女子楽隊・寶貝兄弟楽隊・1989楽隊・ADO楽隊とともに参加した。この時は張炬がボーカルを務め、「粉霧」など2曲を演奏し、大好評を得る。5月1日、台湾の滾石唱片と契約、レコーディングを開始した。半年ほど秦琦もメンバーとして加わっていた。 | ||
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+ | 1992年10月、王勇(Key)がサポートを務める。同年末、1stアルバム『唐朝』を発売した。発売記念イベントは、北京の西単音像大世界で行われた。アルバムはその音楽性の高さから、中国で大ヒットとなる。このアルバムは台湾・香港・韓国・東南アジア・日本等、海外でも発売され、総売上枚数は、200万であった。メンバーの身長はみな180cm以上であり、ビジュアル面でも海外のハードロックバンドに決して負けなかった。 | ||
+ | ライブ活動は中国国内だけに止まらず、1993年2月、ドイツ・ベルリンで行われた“中国前衛文化月間”に崔健・眼鏡蛇楽隊・1989楽隊・王勇らとともに参加、そしてドイツの4都市を巡演した。4月には、「夢回唐朝」のMVが、“MTV”アジア最優秀MTV賞に輝いた。 | ||
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+ | 1994年10月には、日本の福岡で開かれた“国際文化節”に参加、中国現代文化と新音楽の代表者となる。12月17日には、香港紅磡体育館で開かれた“中国揺滾楽勢力”コンサートに張楚・何勇・竇唯とともに参加した。 | ||
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+ | 2004年9月24日、上海の羅馬假日で行われたコンサートより | ||
+ | 左から:老五(劉義君)・丁武 | ||
+ | (撮影:YIREN) | ||
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− | + | ロックバンドとして頂点を極めつつあったが、1995年5月11日に張炬が交通事故に遭い、死亡。ムードメーカーであった彼の死により、唐朝楽隊は解散の危機を迎える。 | |
+ | しかし7月、元呼吸楽隊のベーシスト・顧中をメンバーに加え、活動を再開した。この時、仨兒(Dr)がバンドの練習に参加したが、バンドに加入することはなかった。そして、深[土川]で小型のライブを行う。ただ8月には老五が脱退し、再び解散の危機となる。 | ||
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+ | 1996年初になり、KAISERが中国に戻ってきて、唐朝楽隊の練習に参加する。8月には正式に加入し、ここにおいて新たなる唐朝楽隊が誕生した。そのメンバーは丁武(Vo&G)・KAISER(G)・顧中(B)・趙年(Dr)。ただ、張炬死後から1997年までのバンド状態は決して良いものではなく、活動らしき活動はあまり行っていない。 | ||
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+ | 1998年になると、ニューアルバム発売に向けて本格的に活動を開始、ライブでは新曲をたくさん披露していく。6月には、第1回新郷揺滾音楽節に参加した。8月30日には、広西チワン族自治区南寧で行われた’98南寧中国揺滾音楽演唱会に出演した。9月になり、北京京文音像公司と契約、12月には大友光悦プロデュースによる2ndアルバム『演義』を発売する。1stアルバム発売から6年、再び世間の注目を浴びることとなった。 | ||
+ | 1999年1月23日、雲南省昆明で行われた“拒絶毒品,珍愛生命(麻薬を拒み、命を大切に)”コンサートに8つのバンドとともに参加する。 | ||
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+ | 同年6月には、5月に起きたNATOのユーゴ中国大使館誤爆事件に際して、丁武とKAISERの意見が食い違ったことが原因により、KAISERがバンドを脱退してしまう。誰もが予想し得なかったことで、そのために6月19日に行われた“新郷第二届揺滾音楽節(ロックコンサート)”を急遽辞退することとなった。 | ||
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+ | その1ヶ月後には、鐵風箏楽隊のボーカル兼ギターリストである虞洋が臨時メンバーとして加入し、7月28・29日は香港の高山劇場で行われた“中国揺滾新生代”音楽会に参加し、成功させた。彼は、身長が170cm代と唐朝楽隊の中では見劣りするが、そのテクニックは素晴らしく、老五・KAISERの後継者としても決して負けていない。やがて、正式なメンバーとなる。11月20日、寧夏回族自治区銀川市の銀川体育館で行われた“世紀狂biao---中国揺滾勢力演唱会”に参加した。12月には、中央電視台に出演するという快挙を成し遂げた。 | ||
+ | 2000年1月に発売されたオムニバス『真愛永恒』には、「花兒為什麼這様紅」と「明月千里寄相思」を発表する。3月1日には、『演義』と台湾オリジナルシングルが台湾で発売、数週間で5000枚を売り、なお台湾でも多くのファンがいたことを再認識させた。 | ||
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+ | 1stアルバム発売時のメンバー | ||
+ | 左から:趙年・丁武・劉義君(老五)・張炬 | ||
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+ | 9月16日には、北京のオリンピックスタジアムで行われた“2000年現代音楽演唱会”に参加し、10年前に行われた“90現代音楽演唱会”に引き続き、中国を代表するコンサートに出場した唯一のバンドとして、その高い実力と人気を見せ付けた。10月5日には、虞洋が脱退し、陳磊(G)が加わった。 | ||
+ | 2001年9月19日、奥林匹克体育中心体育館で行われた北京サンミゲルビール賛助の“中国揺滾生力軍楽隊比賽総決賽(ロックバンドコンテスト決勝戦)”にゲスト出演した。 | ||
− | + | 2002年初、老五が復帰し、丁武がボーカルに専念することになった。2月14・15日には、天津の天津市体育中心で行われた“何夫人潤徳[ロ卑]酒狂歓夜”コンサートに出演した。5月1・2日、深[土川]の根拠地酒[ロ巴]でライブを行った。12月末、深[土川]で行われた歓楽谷音楽節に参加した。 | |
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− | + | 2ndアルバム時(1997-1999/6)のメンバー | |
− | + | 左から:趙年(Dr)・KAISER KUO(G)・丁武(Vo&G)・顧中(B) | |
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− | + | 2003年7月25日、深[土川]の根拠地酒[ロ巴]で行われた“第三届深[土川]揺滾音楽周”に出演した。8月22日、朝陽公園で行われた炫特区激情狂歓夜“非主流音楽節”に参加した。11月、中国ロック初期の曲を集めたオムニバス『吶喊 為了中国曾経的揺滾』が発売となり、そこに「粉霧」が収録された。11月13日、台州で行われた台州美食節の開幕式に参加した。11月27日、仁倶楽部で行われた“理想不倒,向音楽致敬!”ライブに参加した。12月27日、南昌市紅谷灘市政広場で行われた“2003中国・南昌揺滾音楽節”に出演した。 | |
+ | 2004年5月6日、西安の未央湖遊楽園でライブを行った。6月7日、地壇公園方沢壇内で行われた“芸術拒絶独品”コンサートに参加した。8月7日、寧夏回族自治区銀川市の賀蘭山の麓で行われた“中国揺滾的光輝道路”大型音楽節に出演し、2日目のトリを務めた。 | ||
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− | + | 唐朝楽隊のロゴマーク | |
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− | + | 8月20日、第五大道広場で行われた“第五大道音楽周”に参加した。9月24日、上海の羅馬假日で行われたコンサートに出演した。12月17日、深[土川]の上歩根拠地酒[ロ巴]で、12月18日には深[土川]の南山根拠地酒[ロ巴]でライブを行った。 | |
+ | 2005年1月13日、北京糖果娯楽空間で行われた“Radio Aid--HIT FM88.7印度洋海嘯賑災義演(スマトラ島沖大地震チャリティーコンサート)”に参加した。2月26日、北京首都体育館で行われた“守望我們的精神家園:国家版権局版権保護-百名歌星演唱会”に参加した。5月、オムニバス『礼物』に曲を発表した。7月1日、北京工人体育場で行われた“和平的天空-記念世界反法西斯戦争勝利60周年大型演唱会”に参加した。7月28日、重慶の大田湾体育場で行われた“大田湾[口卑]酒節”に参加した。9月10日、北京汽車電影院で行われた“緑色北京-露天音楽節”に参加した。9月17日、北京朝陽公園で行われた“北京流行音楽節”に出演した。10月4日、深[土川]大梅沙太陽広場で行われた“第四届深[土川]黄金海岸旅遊節曁首届深[土川]百事可楽沙灘音楽節”に参加した。12月10日、広西チワン族自治区柳州市体育中心で行われた“超越夢想・激情柳州大型演唱会”に参加した。12月25日、桂林の桂林七星公園で行われた“2005揺滾中国・桂林音楽節”に参加した。12月31日、深[土川]の深[土川]体育館で行われた汪峰の“飛得更高”コンサートにゲスト出演した。 | ||
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− | + | 2006年の写真 | |
+ | 左から:顧中・陳磊・丁武・趙年・老五 | ||
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− | + | 2006年5月19日、昆明の昆明世博園で行われた“首届春城揺滾音楽節曁世博狂歓夜”に出演した。6月16日、瀋陽の火車頭体育館で行われた“記念中国揺滾20年”コンサートに参加した。7月21日、台湾台北県貢寮郷福隆県の福隆海水浴場で行われた“第七届貢寮国際海洋音楽祭”に参加した。7月23日、深[土川]の世界之窗で行われた“昨天-今天--南中国揺滾音楽節”に参加した。10月2日、広東省増城市増城広場で行われた“首届中国(増城)揺滾&[口卑]酒狂歓節曁第五届新塘国際牛仔服装節”に参加した。10月5日、北京国際雕塑公園北園で行われた“2006北京首届揺滾[口卑]酒節”に参加した。12月4日、深[土川]の根拠地酒[ロ巴]上歩店で行われた“深[土川]根拠地第六届音楽節”に参加した。12月5日、深[土川]の根拠地酒[ロ巴]南山店で行われた“深[土川]根拠地第六届音楽節”に参加した。 | |
+ | 2007年1月28日、天津の巨川金海岸新生代休閑文化広場で行われた“浜海原創音楽節”に参加した。4月4日、星光現場音楽庁で行われた“STAND UP站起来 慈善募捐演唱会(肺癌となったレコーディングエンジニア・D哥 李國強のためのチャリティライブ)”に参加した。5月2・3日、四川省成都温江区の国色天郷天香劇場でライブを行った。5月16日、北京交通大学天佑会堂で行われた“2007MAXELL 驚音無敵校園創意音楽大賽京津賽区復賽”にゲスト出演した。6月6日、中国人民大学如論講堂で行われた“2007MAXELL 驚音無敵校園創意音楽大賽京津賽区決賽”にゲスト出演した。6月22日、河北省邯鄲の藍黛慢揺[ロ巴]でライブを行った。7月2日、香港の香港島金鐘の添馬艦(タマール広場)で行われた“擁抱十周年POP ROCK大派對”に出演した。7月14日、西安の曲江国際会展中心和諧広場で行われた“第五届西安曲江国際[口卑]酒節”に出演した。7月22日、内モンゴル自治区鄂爾多斯成吉思汗旅遊区で行われた“首届鄂爾多斯草原揺滾音楽会”に参加した。10月2日、蘇州の蘇州楽園で行われた“黄金周流行音楽節”に参加した。 | ||
− | + | 2008年3月19日、成都の驕子音楽庁で行われた“古井貢美酒音楽節”に参加した。5月30日、愚公移山で行われた[シ文]川大地震被災者チャリティライブに参加した。6月8日、済南の山東大学体育館で行われた“伊利優酸乳2008大学生音楽節”にゲスト出演した。6月、結成20周年記念となる3rdアルバム『浪漫騎士』が発売となった。6月13日、18庫LIVE HOUSEで『浪漫騎士』発表会を開いた。7月18日、西安の大唐芙蓉園南門で行われた“大唐芙蓉園流行音楽節”開幕式に参加した。9月12日、瀋陽の瀋陽龍脈後海公園で行われた“2008瀋陽後海音楽節”に参加した。10月24日、上海の上海大寧国際商業広場で行われた“第十届中国上海国際芸術節”に出演した。10月になり、1stアルバム『唐朝』がDVD付きで再版となった。12月2日、北京大学百周年紀念講堂で行われた“2008MAXELL 驚音無敵校園創意音楽大賽全国総決賽”にゲスト出演した。12月6日、山東省烟台の西南河体育館で行われた“交通銀行揺滾之夜”コンサートに参加した。12月25日、深[土川]の根拠地酒[ロ巴]南山店で行われた“深[土川]第八届根拠地揺滾音楽節”に参加した。12月26日、深[土川]の根拠地酒[ロ巴]上歩店で行われた“深[土川]第八届根拠地揺滾音楽節”に参加した。 | |
− | + | 2009年1月、老五は再度バンドを脱退したため、丁武が再度ボーカル以外にギターを兼任するようになった。3月28日、江蘇省無錫の新世界国際広場で行われた“新世界両周年慶典曁2009揺滾音楽節”に参加した。8月28日、奥体中心北門足球場で行われた“夏日領航2009大型音楽季”に参加した。10月30日、寧波の梁祝文化公園で行われた“把愛唱響 - 中国揺滾情歌演唱会”に参加した。 | |
− | + | 2010年1月16日、北京軍都山滑雪場で行われた“雪地電影音楽節”に参加した。 | |
+ | |||
− | + | == ディスコグラフィー == | |
− | === | + | === スタジオ・アルバム === |
− | *'''[[ | + | *'''[[唐朝(唐朝楽隊)|唐朝]]'''(1992年12月) |
+ | *'''[[演義(唐朝楽隊)|演義]]'''(1998年12月) | ||
+ | *'''[[浪漫騎士(唐朝楽隊)|浪漫騎士]]'''(2008年6月) | ||
+ | *'''[[芒刺(唐朝楽隊)|芒刺]]'''(2013年11月8日) | ||
− | === | + | === EP === |
− | *'''[[ | + | *'''[[沈浮(唐朝楽隊)|沈浮]]'''(2010年3月28日) |
− | === | + | === シングル === |
− | *'''[[ | + | *'''[[演義 単曲紀念珍蔵版(唐朝楽隊)|演義 単曲紀念珍蔵版]]'''(2000年3月1日) |
=== ソロ発表曲 === | === ソロ発表曲 === | ||
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}} | }} | ||
− | == | + | == 主要なライブ・コンサート == |
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+ | *[[安楽居/1989年5月|1989年5月 北京市 安楽居 PARTY]] メンバー:丁武・張炬・凱瑟尓・薩保 | ||
+ | *[[京城大酒店/1989年12月30日|1989年12月30日 北京市 京城大酒店]] 初めてオリジナル作品を披露 | ||
+ | *[[90現代音楽演唱会|1990年2月17・18日 北京市 首都体育館 90現代音楽演唱会]] | ||
+ | *[[太原市/1991年12月|1991年12月 山西省太原市]] | ||
+ | |||
+ | 北京のバンド。1988年末、かつて黒豹楽隊のメンバーだった丁武とロックミュージシャン仲間のベーシスト・張炬がアメリカ華僑のKAISER KUO(郭怡廣)(G)・アメリカ人SARPO(薩保)(Dr)と出会い、4人が意気投合して唐朝楽隊を結成する。バンド名はKAISERが名づける。 | ||
+ | 丁武(Vo&G)と張炬は、アメリカ人2人から技術的な面や、音楽的に多大なる影響を受ける。やがて練習を重ねて、安楽居で行われたPARTYに参加した。唐朝楽隊が初めてライブを行った場所であった。この頃は、まだ作品を持っていなかった。東北へライブツアーなども行ったが、この時の唐朝楽隊の活動期間はたった2ヶ月で、1989年6月にはKAISERとSARPOは帰国、丁武は新疆へ旅立ち、張炬は大連に行ってしまい、唐朝楽隊は解散した。 | ||
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+ | 新疆から帰郷した丁武は同じく北京に戻った張炬と共に、唐朝楽隊の継続を心に決め、ギターリスト老五(劉義君)と経験豊富なドラマー趙年をメンバーに加え、活動を再開した。練習は、友達の楊軍の助けにより、中央美術学院12階建て宿舎の一室で行われた。楽器も壊れたものを使用したり、食事もままならなかったが、作品を創作し続けた。1989年12月30日の京城大酒店で開かれたPARTYでは、初めて自分たちの曲を演奏した。 | ||
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+ | 1990年2月、北京首都体育館で行われた“90現代音楽演唱会”に呼吸楽隊・眼鏡蛇女子楽隊・寶貝兄弟楽隊・1989楽隊・ADO楽隊とともに参加した。この時は張炬がボーカルを務め、「粉雾」など2曲を演奏し、大好評を得る。5月1日、台湾の滾石唱片と契約、レコーディングを開始した。半年ほど秦琦もメンバーとして加わっていた。 | ||
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+ | 2002年の写真 | ||
+ | 左から:陳磊・顧中・丁武・老五・趙年 | ||
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+ | 1992年10月、王勇(Key)がサポートを務める。同年末、1stアルバム『唐朝』を発売した。発売記念イベントは、北京の西単音像大世界で行われた。アルバムはその音楽性の高さから、中国で大ヒットとなる。このアルバムは台湾・香港・韓国・東南アジア・日本等、海外でも発売され、総売上枚数は、200万であった。メンバーの身長はみな180cm以上であり、ビジュアル面でも海外のハードロックバンドに決して負けなかった。 | ||
+ | ライブ活動は中国国内だけに止まらず、1993年2月、ドイツ・ベルリンで行われた“中国前衛文化月間”に崔健・眼鏡蛇楽隊・1989楽隊・王勇らとともに参加、そしてドイツの4都市を巡演した。4月には、「夢回唐朝」のMVが、“MTV”アジア最優秀MTV賞に輝いた。 | ||
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+ | 1994年10月には、日本の福岡で開かれた“国際文化節”に参加、中国現代文化と新音楽の代表者となる。12月17日には、香港紅磡体育館で開かれた“中国揺滾楽勢力”コンサートに張楚・何勇・竇唯とともに参加した。 | ||
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+ | 2004年9月24日、上海の羅馬假日で行われたコンサートより | ||
+ | 左から:老五(劉義君)・丁武 | ||
+ | (撮影:YIREN) | ||
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+ | ロックバンドとして頂点を極めつつあったが、1995年5月11日に張炬が交通事故に遭い、死亡。ムードメーカーであった彼の死により、唐朝楽隊は解散の危機を迎える。 | ||
+ | しかし7月、元呼吸楽隊のベーシスト・顧中をメンバーに加え、活動を再開した。この時、[イ三]兒(Dr)がバンドの練習に参加したが、バンドに加入することはなかった。そして、深圳市で小型のライブを行う。ただ8月には老五が脱退し、再び解散の危機となる。 | ||
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+ | 1996年初になり、KAISERが中国に戻ってきて、唐朝楽隊の練習に参加する。8月には正式に加入し、ここにおいて新たなる唐朝楽隊が誕生した。そのメンバーは丁武(Vo&G)・KAISER(G)・顧中(B)・趙年(Dr)。ただ、張炬死後から1997年までのバンド状態は決して良いものではなく、活動らしき活動はあまり行っていない。 | ||
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+ | 1998年になると、ニューアルバム発売に向けて本格的に活動を開始、ライブでは新曲をたくさん披露していく。6月には、第1回新郷揺滾音楽節に参加した。8月30日には、広西チワン族自治区南寧で行われた’98南寧中国揺滾音楽演唱会に出演した。9月になり、北京京文音像公司と契約、12月には大友光悦プロデュースによる2ndアルバム『演義』を発売する。1stアルバム発売から6年、再び世間の注目を浴びることとなった。 | ||
+ | 1999年1月23日、雲南省昆明で行われた“拒絶毒品,珍愛生命(麻薬を拒み、命を大切に)”コンサートに8つのバンドとともに参加する。 | ||
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+ | 同年6月には、5月に起きたNATOのユーゴ中国大使館誤爆事件に際して、丁武とKAISERの意見が食い違ったことが原因により、KAISERがバンドを脱退してしまう。誰もが予想し得なかったことで、そのために6月19日に行われた“新郷第二届揺滾音楽節(ロックコンサート)”を急遽辞退することとなった。 | ||
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+ | その1ヶ月後には、鐵風箏楽隊のボーカル兼ギターリストである虞洋が臨時メンバーとして加入し、7月28・29日は香港の高山劇場で行われた“中国揺滾新生代”音楽会に参加し、成功させた。彼は、身長が170cm代と唐朝楽隊の中では見劣りするが、そのテクニックは素晴らしく、老五・KAISERの後継者としても決して負けていない。やがて、正式なメンバーとなる。11月20日、寧夏回族自治区銀川市の銀川体育館で行われた“世紀狂飆---中国揺滾勢力演唱会”に参加した。12月には、中央電視台に出演するという快挙を成し遂げた。 | ||
+ | 2000年1月に発売されたオムニバス『真愛永恒』には、「花兒為什麼這様紅」と「明月千里寄相思」を発表する。3月1日には、『演義』と台湾オリジナルシングルが台湾で発売、数週間で5000枚を売り、なお台湾でも多くのファンがいたことを再認識させた。 | ||
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+ | 9月16日には、北京のオリンピックスタジアムで行われた“2000年現代音楽演唱会”に参加し、10年前に行われた“90現代音楽演唱会”に引き続き、中国を代表するコンサートに出場した唯一のバンドとして、その高い実力と人気を見せ付けた。10月5日には、虞洋が脱退し、陳磊(G)が加わった。 | ||
+ | 2001年9月19日、奥林匹克体育中心体育館で行われた北京サンミゲルビール賛助の“中国揺滾生力軍楽隊比賽総決賽(ロックバンドコンテスト決勝戦)”にゲスト出演した。 | ||
− | + | 2002年初、老五が復帰し、丁武がボーカルに専念することになった。2月14・15日には、天津の天津市体育中心で行われた“何夫人潤徳啤酒狂歓夜”コンサートに出演した。5月1・2日、深圳市の根拠地酒吧でライブを行った。12月末、深圳市で行われた歓楽谷音楽節に参加した。 | |
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− | + | 2ndアルバム時(1997-1999/6)のメンバー | |
+ | 左から:趙年(Dr)・KAISER KUO(G)・丁武(Vo&G)・顧中(B) | ||
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− | + | 2003年7月25日、深圳市の根拠地酒吧で行われた“第三届深圳揺滾音楽周”に出演した。8月22日、朝陽公園で行われた炫特区激情狂歓夜“非主流音楽節”に参加した。11月、中国ロック初期の曲を集めたオムニバス『吶喊 為了中国曾経的揺滾』が発売となり、そこに「粉霧」が収録された。11月13日、台州で行われた台州美食節の開幕式に参加した。11月27日、仁倶楽部で行われた“理想不倒,向音楽致敬!”ライブに参加した。12月27日、南昌市紅谷灘市政広場で行われた“2003中国・南昌揺滾音楽節”に出演した。 | |
+ | 2004年5月6日、西安の未央湖遊楽園でライブを行った。6月7日、地壇公園方沢壇内で行われた“芸術拒絶独品”コンサートに参加した。8月7日、寧夏回族自治区銀川市の賀蘭山の麓で行われた“中国揺滾的光輝道路”大型音楽節に出演し、2日目のトリを務めた。 | ||
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+ | 唐朝楽隊のロゴマーク | ||
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− | + | 8月20日、第五大道広場で行われた“第五大道音楽周”に参加した。9月24日、上海の羅馬假日で行われたコンサートに出演した。12月17日、深圳市の上歩根拠地酒吧、12月18日には深圳市の南山根拠地酒吧。 | |
− | + | 2005年1月13日、北京糖果娯楽空間で行われた“Radio Aid--HIT FM88.7印度洋海嘯賑災義演(スマトラ島沖大地震チャリティーコンサート)”に参加した。2月26日、北京首都体育館で行われた“守望我們的精神家園:国家版権局版権保護-百名歌星演唱会”に参加した。5月、オムニバス『礼物』に曲を発表した。7月1日、北京工人体育場で行われた“和平的天空-記念世界反法西斯戦争勝利60周年大型演唱会”に参加した。7月28日、重慶の大田湾体育場で行われた“大田湾啤酒節”に参加した。9月10日、北京汽車電影院で行われた“緑色北京-露天音楽節”に参加した。9月17日、北京朝陽公園で行われた“北京流行音楽節”に出演した。10月4日、深圳大梅沙太陽広場で行われた“第四届深圳黄金海岸旅遊節曁首届深圳百事可楽沙灘音楽節”に参加した。12月10日、広西チワン族自治区柳州市体育中心で行われた“超越夢想・激情柳州大型演唱会”に参加した。12月25日、桂林の桂林七星公園で行われた“2005揺滾中国・桂林音楽節”に参加した。12月31日、深圳市の深圳体育館で行われた汪峰の“飛得更高”コンサートにゲスト出演した。 | |
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+ | 2006年の写真 | ||
+ | 左から:顧中・陳磊・丁武・趙年・老五 | ||
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+ | 2006年5月19日、昆明の昆明世博園で行われた“首届春城揺滾音楽節曁世博狂歓夜”に出演した。6月16日、瀋陽の火車頭体育館で行われた“記念中国揺滾20年”コンサートに参加した。7月21日、台湾台北県貢寮郷福隆県の福隆海水浴場で行われた“第七届貢寮国際海洋音楽祭”に参加した。7月23日、深圳市の世界之窗で行われた“昨天-今天--南中国揺滾音楽節”に参加した。10月2日、広東省増城市増城広場で行われた“首届中国(増城)揺滾&啤酒狂歓節曁第五届新塘国際牛仔服装節”に参加した。10月5日、北京国際雕塑公園北園で行われた“2006北京首届揺滾啤酒節”に参加した。12月4日、深圳市の根拠地酒吧上歩店で行われた“深圳根拠地第六届音楽節”に参加した。12月5日、深圳市の根拠地酒吧南山店で行われた“深圳根拠地第六届音楽節”に参加した。 | ||
+ | 2007年1月28日、天津の巨川金海岸新生代休閑文化広場で行われた“浜海原創音楽節”に参加した。4月4日、星光現場音楽庁で行われた“STAND UP站起来 慈善募捐演唱会(肺癌となったレコーディングエンジニア・D哥 李國強のためのチャリティライブ)”に参加した。5月2・3日、四川省成都温江区の国色天郷天香劇場でライブを行った。5月16日、北京交通大学天佑会堂で行われた“2007MAXELL 驚音無敵校園創意音楽大賽京津賽区復賽”にゲスト出演した。6月6日、中国人民大学如論講堂で行われた“2007MAXELL 驚音無敵校園創意音楽大賽京津賽区決賽”にゲスト出演した。6月22日、河北省邯鄲の藍黛慢揺吧。7月2日、香港の香港島金鐘の添馬艦(タマール広場)で行われた“擁抱十周年POP ROCK大派對”に出演した。7月14日、西安の曲江国際会展中心和諧広場で行われた“第五届西安曲江国際啤酒節”に出演した。7月22日、内モンゴル自治区鄂爾多斯成吉思汗旅遊区で行われた“首届鄂爾多斯草原揺滾音楽会”に参加した。10月2日、蘇州の蘇州楽園で行われた“黄金周流行音楽節”に参加した。 | ||
− | + | 2008年3月19日、成都の驕子音楽庁で行われた“古井貢美酒音楽節”に参加した。5月30日、愚公移山で行われた汶川大地震被災者チャリティライブに参加した。6月8日、済南の山東大学体育館で行われた“伊利優酸乳2008大学生音楽節”にゲスト出演した。6月、結成20周年記念となる3rdアルバム『浪漫騎士』が発売となった。6月13日、18庫LIVE HOUSEで『浪漫騎士』発表会を開いた。7月18日、西安の大唐芙蓉園南門で行われた“大唐芙蓉園流行音楽節”開幕式に参加した。9月12日、瀋陽の瀋陽龍脈後海公園で行われた“2008瀋陽後海音楽節”に参加した。10月24日、上海の上海大寧国際商業広場で行われた“第十届中国上海国際芸術節”に出演した。10月になり、1stアルバム『唐朝』がDVD付きで再版となった。12月2日、北京大学百周年紀念講堂で行われた“2008MAXELL 驚音無敵校園創意音楽大賽全国総決賽”にゲスト出演した。12月6日、山東省烟台の西南河体育館で行われた“交通銀行揺滾之夜”コンサートに参加した。12月25日、深圳市の根拠地酒吧南山店で行われた“深圳第八届根拠地揺滾音楽節”に参加した。12月26日、深圳市の根拠地酒吧上歩店で行われた“深圳第八届根拠地揺滾音楽節”に参加した。 | |
− | + | 2009年1月、老五は再度バンドを脱退したため、丁武が再度ボーカル以外にギターを兼任するようになった。3月28日、江蘇省無錫の新世界国際広場で行われた“新世界両周年慶典曁2009揺滾音楽節”に参加した。8月28日、奥体中心北門足球場で行われた“夏日領航2009大型音楽季”に参加した。10月30日、寧波の梁祝文化公園で行われた“把愛唱響 - 中国揺滾情歌演唱会”に参加した。 | |
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− | + | 2010年1月16日、北京軍都山滑雪場で行われた“雪地電影音楽節”に参加した。 | |
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*[[五台山体育館/1993年5月1日|1993年5月1日 江蘇省南京市 五台山体育館]] | *[[五台山体育館/1993年5月1日|1993年5月1日 江蘇省南京市 五台山体育館]] | ||
*[[五台山体育館/1993年5月2日|1993年5月2日 江蘇省南京市 五台山体育館]] | *[[五台山体育館/1993年5月2日|1993年5月2日 江蘇省南京市 五台山体育館]] | ||
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*中国語 | *中国語 | ||
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2015年1月25日 (日) 17:12時点における版
唐朝楽隊 | |
---|---|
基本情報 | |
中国語名(簡体字) | 唐朝 |
中国語名(繁体字) | 唐朝 |
拼音 | Tangchao |
発音転記 | タンチャオ |
出身地 | 北京市 |
ジャンル | プログレッシブメタル・ヘビーメタル |
活動期間 | 1988年末 - |
メンバー |
丁武 |
唐朝楽隊(タンチャオ、Tangchao)は、北京市で活動しているプログレッシブメタルバンド。中国を代表するメタルバンドである。
メンバー
過去に在籍したメンバー
サポートメンバー
経歴
北京のバンド。1988年末、かつて黒豹楽隊のメンバーだった丁武とロックミュージシャン仲間のベーシスト・張炬がアメリカ華僑のKAISER KUO(郭怡廣)(G)・アメリカ人SARPO(薩保)(Dr)と出会い、4人が意気投合して唐朝楽隊を結成する。バンド名はKAISERが名づける。 丁武(Vo&G)と張炬は、アメリカ人2人から技術的な面や、音楽的に多大なる影響を受ける。やがて練習を重ねて、安楽居で行われたPARTYに参加した。唐朝楽隊が初めてライブを行った場所であった。この頃は、まだ作品を持っていなかった。東北へライブツアーなども行ったが、この時の唐朝楽隊の活動期間はたった2ヶ月で、1989年6月にはKAISERとSARPOは帰国、丁武は新疆へ旅立ち、張炬は大連に行ってしまい、唐朝楽隊は解散した。
新疆から帰郷した丁武は同じく北京に戻った張炬と共に、唐朝楽隊の継続を心に決め、ギターリスト老五(劉義君)と経験豊富なドラマー趙年をメンバーに加え、活動を再開した。練習は、友達の楊軍の助けにより、中央美術学院12階建て宿舎の一室で行われた。楽器も壊れたものを使用したり、食事もままならなかったが、作品を創作し続けた。1989年12月30日の京城大酒店で開かれたPARTYでは、初めて自分たちの曲を演奏した。
1990年2月、北京首都体育館で行われた“90現代音楽演唱会”に呼吸楽隊・眼鏡蛇女子楽隊・寶貝兄弟楽隊・1989楽隊・ADO楽隊とともに参加した。この時は張炬がボーカルを務め、「粉霧」など2曲を演奏し、大好評を得る。5月1日、台湾の滾石唱片と契約、レコーディングを開始した。半年ほど秦琦もメンバーとして加わっていた。
1992年10月、王勇(Key)がサポートを務める。同年末、1stアルバム『唐朝』を発売した。発売記念イベントは、北京の西単音像大世界で行われた。アルバムはその音楽性の高さから、中国で大ヒットとなる。このアルバムは台湾・香港・韓国・東南アジア・日本等、海外でも発売され、総売上枚数は、200万であった。メンバーの身長はみな180cm以上であり、ビジュアル面でも海外のハードロックバンドに決して負けなかった。
ライブ活動は中国国内だけに止まらず、1993年2月、ドイツ・ベルリンで行われた“中国前衛文化月間”に崔健・眼鏡蛇楽隊・1989楽隊・王勇らとともに参加、そしてドイツの4都市を巡演した。4月には、「夢回唐朝」のMVが、“MTV”アジア最優秀MTV賞に輝いた。
1994年10月には、日本の福岡で開かれた“国際文化節”に参加、中国現代文化と新音楽の代表者となる。12月17日には、香港紅磡体育館で開かれた“中国揺滾楽勢力”コンサートに張楚・何勇・竇唯とともに参加した。
2004年9月24日、上海の羅馬假日で行われたコンサートより
左から:老五(劉義君)・丁武
(撮影:YIREN)
ロックバンドとして頂点を極めつつあったが、1995年5月11日に張炬が交通事故に遭い、死亡。ムードメーカーであった彼の死により、唐朝楽隊は解散の危機を迎える。 しかし7月、元呼吸楽隊のベーシスト・顧中をメンバーに加え、活動を再開した。この時、仨兒(Dr)がバンドの練習に参加したが、バンドに加入することはなかった。そして、深[土川]で小型のライブを行う。ただ8月には老五が脱退し、再び解散の危機となる。
1996年初になり、KAISERが中国に戻ってきて、唐朝楽隊の練習に参加する。8月には正式に加入し、ここにおいて新たなる唐朝楽隊が誕生した。そのメンバーは丁武(Vo&G)・KAISER(G)・顧中(B)・趙年(Dr)。ただ、張炬死後から1997年までのバンド状態は決して良いものではなく、活動らしき活動はあまり行っていない。
1998年になると、ニューアルバム発売に向けて本格的に活動を開始、ライブでは新曲をたくさん披露していく。6月には、第1回新郷揺滾音楽節に参加した。8月30日には、広西チワン族自治区南寧で行われた’98南寧中国揺滾音楽演唱会に出演した。9月になり、北京京文音像公司と契約、12月には大友光悦プロデュースによる2ndアルバム『演義』を発売する。1stアルバム発売から6年、再び世間の注目を浴びることとなった。
1999年1月23日、雲南省昆明で行われた“拒絶毒品,珍愛生命(麻薬を拒み、命を大切に)”コンサートに8つのバンドとともに参加する。
同年6月には、5月に起きたNATOのユーゴ中国大使館誤爆事件に際して、丁武とKAISERの意見が食い違ったことが原因により、KAISERがバンドを脱退してしまう。誰もが予想し得なかったことで、そのために6月19日に行われた“新郷第二届揺滾音楽節(ロックコンサート)”を急遽辞退することとなった。
その1ヶ月後には、鐵風箏楽隊のボーカル兼ギターリストである虞洋が臨時メンバーとして加入し、7月28・29日は香港の高山劇場で行われた“中国揺滾新生代”音楽会に参加し、成功させた。彼は、身長が170cm代と唐朝楽隊の中では見劣りするが、そのテクニックは素晴らしく、老五・KAISERの後継者としても決して負けていない。やがて、正式なメンバーとなる。11月20日、寧夏回族自治区銀川市の銀川体育館で行われた“世紀狂biao---中国揺滾勢力演唱会”に参加した。12月には、中央電視台に出演するという快挙を成し遂げた。 2000年1月に発売されたオムニバス『真愛永恒』には、「花兒為什麼這様紅」と「明月千里寄相思」を発表する。3月1日には、『演義』と台湾オリジナルシングルが台湾で発売、数週間で5000枚を売り、なお台湾でも多くのファンがいたことを再認識させた。
1stアルバム発売時のメンバー
左から:趙年・丁武・劉義君(老五)・張炬
9月16日には、北京のオリンピックスタジアムで行われた“2000年現代音楽演唱会”に参加し、10年前に行われた“90現代音楽演唱会”に引き続き、中国を代表するコンサートに出場した唯一のバンドとして、その高い実力と人気を見せ付けた。10月5日には、虞洋が脱退し、陳磊(G)が加わった。
2001年9月19日、奥林匹克体育中心体育館で行われた北京サンミゲルビール賛助の“中国揺滾生力軍楽隊比賽総決賽(ロックバンドコンテスト決勝戦)”にゲスト出演した。
2002年初、老五が復帰し、丁武がボーカルに専念することになった。2月14・15日には、天津の天津市体育中心で行われた“何夫人潤徳[ロ卑]酒狂歓夜”コンサートに出演した。5月1・2日、深[土川]の根拠地酒[ロ巴]でライブを行った。12月末、深[土川]で行われた歓楽谷音楽節に参加した。
2ndアルバム時(1997-1999/6)のメンバー
左から:趙年(Dr)・KAISER KUO(G)・丁武(Vo&G)・顧中(B)
2003年7月25日、深[土川]の根拠地酒[ロ巴]で行われた“第三届深[土川]揺滾音楽周”に出演した。8月22日、朝陽公園で行われた炫特区激情狂歓夜“非主流音楽節”に参加した。11月、中国ロック初期の曲を集めたオムニバス『吶喊 為了中国曾経的揺滾』が発売となり、そこに「粉霧」が収録された。11月13日、台州で行われた台州美食節の開幕式に参加した。11月27日、仁倶楽部で行われた“理想不倒,向音楽致敬!”ライブに参加した。12月27日、南昌市紅谷灘市政広場で行われた“2003中国・南昌揺滾音楽節”に出演した。
2004年5月6日、西安の未央湖遊楽園でライブを行った。6月7日、地壇公園方沢壇内で行われた“芸術拒絶独品”コンサートに参加した。8月7日、寧夏回族自治区銀川市の賀蘭山の麓で行われた“中国揺滾的光輝道路”大型音楽節に出演し、2日目のトリを務めた。
唐朝楽隊のロゴマーク
8月20日、第五大道広場で行われた“第五大道音楽周”に参加した。9月24日、上海の羅馬假日で行われたコンサートに出演した。12月17日、深[土川]の上歩根拠地酒[ロ巴]で、12月18日には深[土川]の南山根拠地酒[ロ巴]でライブを行った。
2005年1月13日、北京糖果娯楽空間で行われた“Radio Aid--HIT FM88.7印度洋海嘯賑災義演(スマトラ島沖大地震チャリティーコンサート)”に参加した。2月26日、北京首都体育館で行われた“守望我們的精神家園:国家版権局版権保護-百名歌星演唱会”に参加した。5月、オムニバス『礼物』に曲を発表した。7月1日、北京工人体育場で行われた“和平的天空-記念世界反法西斯戦争勝利60周年大型演唱会”に参加した。7月28日、重慶の大田湾体育場で行われた“大田湾[口卑]酒節”に参加した。9月10日、北京汽車電影院で行われた“緑色北京-露天音楽節”に参加した。9月17日、北京朝陽公園で行われた“北京流行音楽節”に出演した。10月4日、深[土川]大梅沙太陽広場で行われた“第四届深[土川]黄金海岸旅遊節曁首届深[土川]百事可楽沙灘音楽節”に参加した。12月10日、広西チワン族自治区柳州市体育中心で行われた“超越夢想・激情柳州大型演唱会”に参加した。12月25日、桂林の桂林七星公園で行われた“2005揺滾中国・桂林音楽節”に参加した。12月31日、深[土川]の深[土川]体育館で行われた汪峰の“飛得更高”コンサートにゲスト出演した。
2006年の写真
左から:顧中・陳磊・丁武・趙年・老五
2006年5月19日、昆明の昆明世博園で行われた“首届春城揺滾音楽節曁世博狂歓夜”に出演した。6月16日、瀋陽の火車頭体育館で行われた“記念中国揺滾20年”コンサートに参加した。7月21日、台湾台北県貢寮郷福隆県の福隆海水浴場で行われた“第七届貢寮国際海洋音楽祭”に参加した。7月23日、深[土川]の世界之窗で行われた“昨天-今天--南中国揺滾音楽節”に参加した。10月2日、広東省増城市増城広場で行われた“首届中国(増城)揺滾&[口卑]酒狂歓節曁第五届新塘国際牛仔服装節”に参加した。10月5日、北京国際雕塑公園北園で行われた“2006北京首届揺滾[口卑]酒節”に参加した。12月4日、深[土川]の根拠地酒[ロ巴]上歩店で行われた“深[土川]根拠地第六届音楽節”に参加した。12月5日、深[土川]の根拠地酒[ロ巴]南山店で行われた“深[土川]根拠地第六届音楽節”に参加した。 2007年1月28日、天津の巨川金海岸新生代休閑文化広場で行われた“浜海原創音楽節”に参加した。4月4日、星光現場音楽庁で行われた“STAND UP站起来 慈善募捐演唱会(肺癌となったレコーディングエンジニア・D哥 李國強のためのチャリティライブ)”に参加した。5月2・3日、四川省成都温江区の国色天郷天香劇場でライブを行った。5月16日、北京交通大学天佑会堂で行われた“2007MAXELL 驚音無敵校園創意音楽大賽京津賽区復賽”にゲスト出演した。6月6日、中国人民大学如論講堂で行われた“2007MAXELL 驚音無敵校園創意音楽大賽京津賽区決賽”にゲスト出演した。6月22日、河北省邯鄲の藍黛慢揺[ロ巴]でライブを行った。7月2日、香港の香港島金鐘の添馬艦(タマール広場)で行われた“擁抱十周年POP ROCK大派對”に出演した。7月14日、西安の曲江国際会展中心和諧広場で行われた“第五届西安曲江国際[口卑]酒節”に出演した。7月22日、内モンゴル自治区鄂爾多斯成吉思汗旅遊区で行われた“首届鄂爾多斯草原揺滾音楽会”に参加した。10月2日、蘇州の蘇州楽園で行われた“黄金周流行音楽節”に参加した。
2008年3月19日、成都の驕子音楽庁で行われた“古井貢美酒音楽節”に参加した。5月30日、愚公移山で行われた[シ文]川大地震被災者チャリティライブに参加した。6月8日、済南の山東大学体育館で行われた“伊利優酸乳2008大学生音楽節”にゲスト出演した。6月、結成20周年記念となる3rdアルバム『浪漫騎士』が発売となった。6月13日、18庫LIVE HOUSEで『浪漫騎士』発表会を開いた。7月18日、西安の大唐芙蓉園南門で行われた“大唐芙蓉園流行音楽節”開幕式に参加した。9月12日、瀋陽の瀋陽龍脈後海公園で行われた“2008瀋陽後海音楽節”に参加した。10月24日、上海の上海大寧国際商業広場で行われた“第十届中国上海国際芸術節”に出演した。10月になり、1stアルバム『唐朝』がDVD付きで再版となった。12月2日、北京大学百周年紀念講堂で行われた“2008MAXELL 驚音無敵校園創意音楽大賽全国総決賽”にゲスト出演した。12月6日、山東省烟台の西南河体育館で行われた“交通銀行揺滾之夜”コンサートに参加した。12月25日、深[土川]の根拠地酒[ロ巴]南山店で行われた“深[土川]第八届根拠地揺滾音楽節”に参加した。12月26日、深[土川]の根拠地酒[ロ巴]上歩店で行われた“深[土川]第八届根拠地揺滾音楽節”に参加した。
2009年1月、老五は再度バンドを脱退したため、丁武が再度ボーカル以外にギターを兼任するようになった。3月28日、江蘇省無錫の新世界国際広場で行われた“新世界両周年慶典曁2009揺滾音楽節”に参加した。8月28日、奥体中心北門足球場で行われた“夏日領航2009大型音楽季”に参加した。10月30日、寧波の梁祝文化公園で行われた“把愛唱響 - 中国揺滾情歌演唱会”に参加した。
2010年1月16日、北京軍都山滑雪場で行われた“雪地電影音楽節”に参加した。
ディスコグラフィー
スタジオ・アルバム
EP
- 沈浮(2010年3月28日)
シングル
- 演義 単曲紀念珍蔵版(2000年3月1日)
ソロ発表曲
曲名 | アルバム名 | 発表年 | 備考 |
---|---|---|---|
飞翔鸟 | |||
飞翔鸟 | |||
飞翔鸟 | |||
梦回唐朝 | |||
梦回唐朝 | |||
梦回唐朝 | |||
梦回唐朝 | |||
九拍 | |||
独上西楼 | |||
选择 | |||
国际歌 | |||
国际歌 | |||
国际歌 | |||
国际歌 | |||
国际歌 | |||
国际歌 | |||
国际歌 | |||
唐朝乐队演出片段 | |||
月梦 | |||
月梦 | |||
月梦 | |||
唐朝乐队演出片段《九拍》序曲 | |||
世纪末的梦 | |||
时间 | |||
时间 | |||
时间 | |||
童年(现场版) | |||
送别 | |||
缘生缘灭 | |||
太阳 | |||
太阳 | |||
太阳 | |||
太阳 | |||
太阳 | |||
花儿为什么这样红 | |||
明月千里寄相思 | |||
送别 | |||
粉雾 | |||
春蛋 | |||
传说 | |||
演义 | 揺滾十年 | 2010 |
参加アルバム
アーティスト・バンド名 | 曲名 | アルバム名 | 発表年 | 参加形態 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
北京揺滾群星 | 夜色 | 告別的揺滾 | 1995 | 演奏(クレジットにはないがメンバー全員が参加) | |
郭峰 | 怀抱 | 懐抱 | 1999 | バックボーカル(複数で) | 非売品 |
郭峰 | 怀抱 | 経典郭峰 | 2000 | バックボーカル(複数で) | ▼MVも |
夜晩的騎士 | 九拍 | I Kill You My Woman | 詞曲 | ||
夜晩的騎士 | 九拍 | 通俗歌曲VOL.245 | 2003/5 | 詞曲 | |
天堂之門楽隊 | 国际歌 | 第三届附中現代音楽節 | 2008/7 | 編曲(クレジットにはないが、唐朝楽隊バージョンで演奏) | |
天堂之門楽隊 | 天堂 | 第四届附中現代音楽節 | 2010 | 詞曲 | |
藍墻楽隊 | 国际歌 | 第四届附中現代音楽節 | 2010 | 編曲(クレジットにはないが、唐朝楽隊バージョンで演奏) | |
驚叫基督楽隊 | 梦回唐朝(翻唱) | 永戦之海 | 2011/10/15 | 詞曲 |
出演
媒体 | 曲名 | 収録ソフト名 | 発表年 | 参加形態 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
VCD | 摩登天空有声音楽雑誌 CALENDAR | 1999 | インタビュー | ||
テレビ | 手拉手 | 同一首歌 新北京新奥運 北京申辦2008奥運会 | 2001 | 演奏(黒豹楽隊・蛍火虫楽隊・輪回楽隊・零点楽隊と) | 2008年オリピック誘致運動コンサートより▼海賊盤VCDあり |
VCD | 音楽王国002 | 2004/10 | 自己紹介 | ||
DVD | 唐朝和平天空演唱会 | 八只手 | 2008/5/13 | 演奏 | 2005年7月1日、北京工人体育場で行なわれた「和平的天空-記念世界反法西斯戦争勝利60周年大型演唱会」より |
主要なライブ・コンサート
- 1989年5月 北京市 安楽居 PARTY メンバー:丁武・張炬・凱瑟尓・薩保
- 1989年12月30日 北京市 京城大酒店 初めてオリジナル作品を披露
- 1990年2月17・18日 北京市 首都体育館 90現代音楽演唱会
- 1991年12月 山西省太原市
北京のバンド。1988年末、かつて黒豹楽隊のメンバーだった丁武とロックミュージシャン仲間のベーシスト・張炬がアメリカ華僑のKAISER KUO(郭怡廣)(G)・アメリカ人SARPO(薩保)(Dr)と出会い、4人が意気投合して唐朝楽隊を結成する。バンド名はKAISERが名づける。 丁武(Vo&G)と張炬は、アメリカ人2人から技術的な面や、音楽的に多大なる影響を受ける。やがて練習を重ねて、安楽居で行われたPARTYに参加した。唐朝楽隊が初めてライブを行った場所であった。この頃は、まだ作品を持っていなかった。東北へライブツアーなども行ったが、この時の唐朝楽隊の活動期間はたった2ヶ月で、1989年6月にはKAISERとSARPOは帰国、丁武は新疆へ旅立ち、張炬は大連に行ってしまい、唐朝楽隊は解散した。
新疆から帰郷した丁武は同じく北京に戻った張炬と共に、唐朝楽隊の継続を心に決め、ギターリスト老五(劉義君)と経験豊富なドラマー趙年をメンバーに加え、活動を再開した。練習は、友達の楊軍の助けにより、中央美術学院12階建て宿舎の一室で行われた。楽器も壊れたものを使用したり、食事もままならなかったが、作品を創作し続けた。1989年12月30日の京城大酒店で開かれたPARTYでは、初めて自分たちの曲を演奏した。
1990年2月、北京首都体育館で行われた“90現代音楽演唱会”に呼吸楽隊・眼鏡蛇女子楽隊・寶貝兄弟楽隊・1989楽隊・ADO楽隊とともに参加した。この時は張炬がボーカルを務め、「粉雾」など2曲を演奏し、大好評を得る。5月1日、台湾の滾石唱片と契約、レコーディングを開始した。半年ほど秦琦もメンバーとして加わっていた。
2002年の写真
左から:陳磊・顧中・丁武・老五・趙年
1992年10月、王勇(Key)がサポートを務める。同年末、1stアルバム『唐朝』を発売した。発売記念イベントは、北京の西単音像大世界で行われた。アルバムはその音楽性の高さから、中国で大ヒットとなる。このアルバムは台湾・香港・韓国・東南アジア・日本等、海外でも発売され、総売上枚数は、200万であった。メンバーの身長はみな180cm以上であり、ビジュアル面でも海外のハードロックバンドに決して負けなかった。
ライブ活動は中国国内だけに止まらず、1993年2月、ドイツ・ベルリンで行われた“中国前衛文化月間”に崔健・眼鏡蛇楽隊・1989楽隊・王勇らとともに参加、そしてドイツの4都市を巡演した。4月には、「夢回唐朝」のMVが、“MTV”アジア最優秀MTV賞に輝いた。
1994年10月には、日本の福岡で開かれた“国際文化節”に参加、中国現代文化と新音楽の代表者となる。12月17日には、香港紅磡体育館で開かれた“中国揺滾楽勢力”コンサートに張楚・何勇・竇唯とともに参加した。
2004年9月24日、上海の羅馬假日で行われたコンサートより
左から:老五(劉義君)・丁武
(撮影:YIREN)
ロックバンドとして頂点を極めつつあったが、1995年5月11日に張炬が交通事故に遭い、死亡。ムードメーカーであった彼の死により、唐朝楽隊は解散の危機を迎える。 しかし7月、元呼吸楽隊のベーシスト・顧中をメンバーに加え、活動を再開した。この時、[イ三]兒(Dr)がバンドの練習に参加したが、バンドに加入することはなかった。そして、深圳市で小型のライブを行う。ただ8月には老五が脱退し、再び解散の危機となる。
1996年初になり、KAISERが中国に戻ってきて、唐朝楽隊の練習に参加する。8月には正式に加入し、ここにおいて新たなる唐朝楽隊が誕生した。そのメンバーは丁武(Vo&G)・KAISER(G)・顧中(B)・趙年(Dr)。ただ、張炬死後から1997年までのバンド状態は決して良いものではなく、活動らしき活動はあまり行っていない。
1998年になると、ニューアルバム発売に向けて本格的に活動を開始、ライブでは新曲をたくさん披露していく。6月には、第1回新郷揺滾音楽節に参加した。8月30日には、広西チワン族自治区南寧で行われた’98南寧中国揺滾音楽演唱会に出演した。9月になり、北京京文音像公司と契約、12月には大友光悦プロデュースによる2ndアルバム『演義』を発売する。1stアルバム発売から6年、再び世間の注目を浴びることとなった。
1999年1月23日、雲南省昆明で行われた“拒絶毒品,珍愛生命(麻薬を拒み、命を大切に)”コンサートに8つのバンドとともに参加する。
同年6月には、5月に起きたNATOのユーゴ中国大使館誤爆事件に際して、丁武とKAISERの意見が食い違ったことが原因により、KAISERがバンドを脱退してしまう。誰もが予想し得なかったことで、そのために6月19日に行われた“新郷第二届揺滾音楽節(ロックコンサート)”を急遽辞退することとなった。
その1ヶ月後には、鐵風箏楽隊のボーカル兼ギターリストである虞洋が臨時メンバーとして加入し、7月28・29日は香港の高山劇場で行われた“中国揺滾新生代”音楽会に参加し、成功させた。彼は、身長が170cm代と唐朝楽隊の中では見劣りするが、そのテクニックは素晴らしく、老五・KAISERの後継者としても決して負けていない。やがて、正式なメンバーとなる。11月20日、寧夏回族自治区銀川市の銀川体育館で行われた“世紀狂飆---中国揺滾勢力演唱会”に参加した。12月には、中央電視台に出演するという快挙を成し遂げた。 2000年1月に発売されたオムニバス『真愛永恒』には、「花兒為什麼這様紅」と「明月千里寄相思」を発表する。3月1日には、『演義』と台湾オリジナルシングルが台湾で発売、数週間で5000枚を売り、なお台湾でも多くのファンがいたことを再認識させた。
9月16日には、北京のオリンピックスタジアムで行われた“2000年現代音楽演唱会”に参加し、10年前に行われた“90現代音楽演唱会”に引き続き、中国を代表するコンサートに出場した唯一のバンドとして、その高い実力と人気を見せ付けた。10月5日には、虞洋が脱退し、陳磊(G)が加わった。
2001年9月19日、奥林匹克体育中心体育館で行われた北京サンミゲルビール賛助の“中国揺滾生力軍楽隊比賽総決賽(ロックバンドコンテスト決勝戦)”にゲスト出演した。
2002年初、老五が復帰し、丁武がボーカルに専念することになった。2月14・15日には、天津の天津市体育中心で行われた“何夫人潤徳啤酒狂歓夜”コンサートに出演した。5月1・2日、深圳市の根拠地酒吧でライブを行った。12月末、深圳市で行われた歓楽谷音楽節に参加した。
2ndアルバム時(1997-1999/6)のメンバー
左から:趙年(Dr)・KAISER KUO(G)・丁武(Vo&G)・顧中(B)
2003年7月25日、深圳市の根拠地酒吧で行われた“第三届深圳揺滾音楽周”に出演した。8月22日、朝陽公園で行われた炫特区激情狂歓夜“非主流音楽節”に参加した。11月、中国ロック初期の曲を集めたオムニバス『吶喊 為了中国曾経的揺滾』が発売となり、そこに「粉霧」が収録された。11月13日、台州で行われた台州美食節の開幕式に参加した。11月27日、仁倶楽部で行われた“理想不倒,向音楽致敬!”ライブに参加した。12月27日、南昌市紅谷灘市政広場で行われた“2003中国・南昌揺滾音楽節”に出演した。
2004年5月6日、西安の未央湖遊楽園でライブを行った。6月7日、地壇公園方沢壇内で行われた“芸術拒絶独品”コンサートに参加した。8月7日、寧夏回族自治区銀川市の賀蘭山の麓で行われた“中国揺滾的光輝道路”大型音楽節に出演し、2日目のトリを務めた。
唐朝楽隊のロゴマーク
8月20日、第五大道広場で行われた“第五大道音楽周”に参加した。9月24日、上海の羅馬假日で行われたコンサートに出演した。12月17日、深圳市の上歩根拠地酒吧、12月18日には深圳市の南山根拠地酒吧。
2005年1月13日、北京糖果娯楽空間で行われた“Radio Aid--HIT FM88.7印度洋海嘯賑災義演(スマトラ島沖大地震チャリティーコンサート)”に参加した。2月26日、北京首都体育館で行われた“守望我們的精神家園:国家版権局版権保護-百名歌星演唱会”に参加した。5月、オムニバス『礼物』に曲を発表した。7月1日、北京工人体育場で行われた“和平的天空-記念世界反法西斯戦争勝利60周年大型演唱会”に参加した。7月28日、重慶の大田湾体育場で行われた“大田湾啤酒節”に参加した。9月10日、北京汽車電影院で行われた“緑色北京-露天音楽節”に参加した。9月17日、北京朝陽公園で行われた“北京流行音楽節”に出演した。10月4日、深圳大梅沙太陽広場で行われた“第四届深圳黄金海岸旅遊節曁首届深圳百事可楽沙灘音楽節”に参加した。12月10日、広西チワン族自治区柳州市体育中心で行われた“超越夢想・激情柳州大型演唱会”に参加した。12月25日、桂林の桂林七星公園で行われた“2005揺滾中国・桂林音楽節”に参加した。12月31日、深圳市の深圳体育館で行われた汪峰の“飛得更高”コンサートにゲスト出演した。
2006年の写真
左から:顧中・陳磊・丁武・趙年・老五
2006年5月19日、昆明の昆明世博園で行われた“首届春城揺滾音楽節曁世博狂歓夜”に出演した。6月16日、瀋陽の火車頭体育館で行われた“記念中国揺滾20年”コンサートに参加した。7月21日、台湾台北県貢寮郷福隆県の福隆海水浴場で行われた“第七届貢寮国際海洋音楽祭”に参加した。7月23日、深圳市の世界之窗で行われた“昨天-今天--南中国揺滾音楽節”に参加した。10月2日、広東省増城市増城広場で行われた“首届中国(増城)揺滾&啤酒狂歓節曁第五届新塘国際牛仔服装節”に参加した。10月5日、北京国際雕塑公園北園で行われた“2006北京首届揺滾啤酒節”に参加した。12月4日、深圳市の根拠地酒吧上歩店で行われた“深圳根拠地第六届音楽節”に参加した。12月5日、深圳市の根拠地酒吧南山店で行われた“深圳根拠地第六届音楽節”に参加した。 2007年1月28日、天津の巨川金海岸新生代休閑文化広場で行われた“浜海原創音楽節”に参加した。4月4日、星光現場音楽庁で行われた“STAND UP站起来 慈善募捐演唱会(肺癌となったレコーディングエンジニア・D哥 李國強のためのチャリティライブ)”に参加した。5月2・3日、四川省成都温江区の国色天郷天香劇場でライブを行った。5月16日、北京交通大学天佑会堂で行われた“2007MAXELL 驚音無敵校園創意音楽大賽京津賽区復賽”にゲスト出演した。6月6日、中国人民大学如論講堂で行われた“2007MAXELL 驚音無敵校園創意音楽大賽京津賽区決賽”にゲスト出演した。6月22日、河北省邯鄲の藍黛慢揺吧。7月2日、香港の香港島金鐘の添馬艦(タマール広場)で行われた“擁抱十周年POP ROCK大派對”に出演した。7月14日、西安の曲江国際会展中心和諧広場で行われた“第五届西安曲江国際啤酒節”に出演した。7月22日、内モンゴル自治区鄂爾多斯成吉思汗旅遊区で行われた“首届鄂爾多斯草原揺滾音楽会”に参加した。10月2日、蘇州の蘇州楽園で行われた“黄金周流行音楽節”に参加した。
2008年3月19日、成都の驕子音楽庁で行われた“古井貢美酒音楽節”に参加した。5月30日、愚公移山で行われた汶川大地震被災者チャリティライブに参加した。6月8日、済南の山東大学体育館で行われた“伊利優酸乳2008大学生音楽節”にゲスト出演した。6月、結成20周年記念となる3rdアルバム『浪漫騎士』が発売となった。6月13日、18庫LIVE HOUSEで『浪漫騎士』発表会を開いた。7月18日、西安の大唐芙蓉園南門で行われた“大唐芙蓉園流行音楽節”開幕式に参加した。9月12日、瀋陽の瀋陽龍脈後海公園で行われた“2008瀋陽後海音楽節”に参加した。10月24日、上海の上海大寧国際商業広場で行われた“第十届中国上海国際芸術節”に出演した。10月になり、1stアルバム『唐朝』がDVD付きで再版となった。12月2日、北京大学百周年紀念講堂で行われた“2008MAXELL 驚音無敵校園創意音楽大賽全国総決賽”にゲスト出演した。12月6日、山東省烟台の西南河体育館で行われた“交通銀行揺滾之夜”コンサートに参加した。12月25日、深圳市の根拠地酒吧南山店で行われた“深圳第八届根拠地揺滾音楽節”に参加した。12月26日、深圳市の根拠地酒吧上歩店で行われた“深圳第八届根拠地揺滾音楽節”に参加した。
2009年1月、老五は再度バンドを脱退したため、丁武が再度ボーカル以外にギターを兼任するようになった。3月28日、江蘇省無錫の新世界国際広場で行われた“新世界両周年慶典曁2009揺滾音楽節”に参加した。8月28日、奥体中心北門足球場で行われた“夏日領航2009大型音楽季”に参加した。10月30日、寧波の梁祝文化公園で行われた“把愛唱響 - 中国揺滾情歌演唱会”に参加した。
2010年1月16日、北京軍都山滑雪場で行われた“雪地電影音楽節”に参加した。
- 1993年5月1日 江蘇省南京市 五台山体育館
- 1993年5月2日 江蘇省南京市 五台山体育館
- 1993年7月18・19日 北京市 首都体育館 奥運-中国之夢
- 1994年12月17日 香港 紅磡体育館 揺滾中国楽勢力演唱会
- 1995年 湖北省宜昌市
- 1998年5月22日 北京市 KEEP IN TOUCH
- 1998年6月 河北省新郷市 新郷市体育中心足球場 第一届新郷揺滾音楽節
- 1998年7月 マレーシア・クアランプール 出演:崔健・唐朝楽隊・呼吸楽隊
- 1998年8月30日 広西チワン族自治区南寧市 広西区体育場 '98南寧中国揺滾音楽演唱会
- 1998年12月24日 山西省太原市 巴尓狂歓夜九八中国揺滾勢力聖誕演唱会
- 1999年1月 北京市 頤和体育広場
- 1999年1月23日 雲南省昆明市 拒絶毒品珍愛生命
- 1999年4月30日 上海市 ROJAM
- 1999年5月1日 上海市 ROJAM
- 1999年5月2日 上海市 ROJAM
- 1999年11月20日 寧夏回族自治区銀川市 銀川体育館
- 2000年5月11日 北京市 莱茵河声場 張炬追悼ライブ
- 2000年9月16日 北京市 北京奥林匹克体育中心 2000年現代音楽演唱会
- 2000年10月6日 四川省成都市 万国商場酒吧街
- 2000年10月28日 山東省済南市 済南体育場
- 2000年12月24日 浙江省温州市 温州体育中心体育館
- 2001年9月19日 北京市 北京奥体中心体育館 中国揺滾生力軍楽隊比賽総決賽 ゲスト出演
- 2002年7月20日 広東省深圳市 世界之窓 第七届世界之窓啤酒節曁2002揺滾音楽節
- 2002年10月2日 浙江省杭州市 黄竜体育中心 2002杭州西湖啤酒節
- 2003年4月10日 大明十年大型文芸晩会
- 2004年3月6日 北京市 豪運酒吧
- 2004年6月7日 北京市 地壇公園方沢壇内 芸術拒絶毒品 -- 禁毒宣伝公益演出
- 2004年9月24日 上海市 羅馬暇日
- 2005年7月28日 重慶市 大田湾体育場 重慶第五届国際啤酒飲料節
- 2005年8月6日 北京市 無名高地酒吧
- 2005年9月17日 北京市 北京朝陽公園 北京流行音楽節
- 2006年5月19日 雲南省昆明市 昆明世博園芸博覧園 2006泰山亜高KTV首届春城揺滾音楽節曁世博狂歓夜
- 2006年6月5日 北京市 北京世紀劇院小劇場
- 2007年7月14日 陝西省西安市 曲江国際会展中心和諧広場 2007曲江国際啤酒節
- 2008年2月19日 浙江省温嶺市 温嶺市体育館
- 2008年6月13日 北京市 18庫 『浪漫騎士』発表会
- 2008年6月28日 北京市 北京展覧館劇場
- 2008年11月4日 北京市 北京大学百周年記念講堂 2008MAXELL 驚音無敵校園創意音楽大賽京津賽区決賽 ゲスト出演
- 2008年12月2日 北京市 北京大学百周年記念講堂 2008MAXELL 驚音無敵校園創意音楽大賽全国総決賽 ゲスト出演
- 2008年12月6日 山東省煙台市 西南河体育館
- 2009年6月15日 上海市 蓋世群音 百事楽隊大賽東賽区決賽 ゲスト出演
- 2009年6月27日 北京市 星光現場音楽庁
- 2009年8月5日 寧夏回族自治区銀川市 銀川国際会展中心北側戸外展場 銀川之夏国際美食音楽節
- 2009年8月17日 内モンゴル自治区包頭市固陽県 熱気球公園 中国・包頭秦長城熱気球節
- 2009年8月28日 北京市 奥体中心北門足球場 夏日領航2009大型音楽季
- 2010年1月16日 北京市昌平区 北京軍都山滑雪場 第二届The North Face®雪地電影音楽節
- 2010年3月21日 江西省南昌市 南昌体育館
- 2010年3月28日 北京市 星光現場音楽庁 EP『沈浮』発表会
- 2010年4月10日 天津市 13CLUB EP『沈浮』発表会
- 2010年4月30日 河北省石家荘市 河北体育館 第二届嘉禾啤酒音楽節
- 2010年5月1日 北京市通州区 北京通州運河公園 草苺音楽節
- 2010年5月2日 河北省保定市易県 878精品行遊新概念文化旅遊基地 易県首届露営音楽節
- 2010年5月3日 北京市 北京海淀公園 2010迷笛音楽節
- 2010年5月15日 陝西省西安市 大唐芙蓉園 草苺音楽節・西安
- 2010年8月14日 内モンゴル自治区鄂尓多斯市 成吉思汗陵音楽広場 鄂尓多斯国際那達慕音楽節
- 2010年8月22日 北京市 地壇公園 無限星空音楽節
- 2010年8月27日 北京市 北京工人体育場 怒放揺滾英雄演唱会
- 2010年9月3日 遼寧省瀋陽市 棋盤山秀水湖 棋盤山秀湖揺滾音楽節
- 2010年9月5日 山東省青島市青島経済技術開発区 金沙灘 金沙灘音楽節 新鮮音楽節
- 2010年9月11日 広西チワン族自治区南寧市横県 茉莉花文化公園 中国国際茉莉花音楽節
- 2010年9月22日 天津市薊県 盤龍谷文化城 2010盤龍谷国際音楽節
- 2010年9月24日 湖南省長沙市 橘子洲沙灘公園 2010長沙橘洲音楽節
- 2010年9月25日 浙江省海寧市塩官観潮景区 観潮勝地公園白石壇広場 首届海寧潮音楽節
- 2010年10月4日 江蘇省鎮江市丹徒区 世業洲島 2010長江迷笛音楽節
- 2010年11月13日 上海市 上海体育場 怒放揺滾英雄演唱会上海站
- 2011年5月13日 北京市 万事達中心 光輝歳月 殿堂級中国揺滾世界巡回演唱会北京站
- 2011年6月3日 上海市 上海大舞台 光輝歳月 殿堂級中国揺滾世界巡回演唱会上海站
- 2011年7月30日 北京市 北京蟹島 蟹島首届北京国際啤酒節
- 2011年8月6日 山東省日照市 奥林匹克水上公園太陽広場 2011海洋迷笛音楽節
- 2011年8月13日 遼寧省撫順市清原満族自治県 紅河大峡谷景区漂流尾点演芸広場 紅河大峡谷2011音楽季
- 2011年8月20日 天津市 天津奥林匹克中心 2011智慧山群英会
- 2011年9月4日 上海市 証大喜瑪拉雅中心 喜瑪拉雅之夏音楽節
- 2011年9月12日 河南省漯河市 漯河金沙灘公園 2011漯河中原沙灘音楽節
- 2011年9月25日 安徽省合肥市 三国遺址公園 2011玩石音楽節
- 2011年9月28日 山東省臨沂市 青島啤酒文化広場 2011中国(臨沂)首届青島啤酒節啓動儀式
- 2011年10月2日 江蘇省鎮江市丹徒区 世業洲鷺島音楽文化村 鎮江草苺音楽節
- 2011年10月28日 山東省青島市 青島国信鑚石体育館
- 2011年12月16日 広東省深圳市 根拠地酒吧(南山店) 2011年第九届根拠地深圳城市Live音楽節
- 2012年1月9日 海南省万寧市 日月湾 2012海南万寧日月湾国際冲浪節沙灘音楽会
- 2012年6月21日 四川省成都市 国際非物質文化遺産博覧園 大愛成都音楽節
- 2012年7月29日 河北省張家口市張北県 張北中都草原 張北草原音楽節
- 2012年8月25日 黒竜江省哈尓浜市平山神鹿風景区 第三届中国哈尓浜森林音楽節
- 2012年9月7日 浙江省舟山市 朱家尖南沙 朱家尖東海音楽節
- 2013年4月13日 河南省洛陽市 洛陽新区体育場
- 2013年9月7日 江蘇省無錫市 無錫体育公園体育館 揺滾英雄至尊演唱会
- 2013年9月15日 陝西省西安市 大唐芙蓉園 2013西安曲江遺址公園音楽節
- 2013年10月1日 広西チワン族自治区南寧市 李寧体育園 緑野音楽節
- 2013年10月3日 四川省成都市 保利198公園 amc live ROCK ON! MUSIC FESTIVAL 2013 揺滾吧!2013成都音楽節
- 2013年11月8日 北京市 北京展覧館劇場
- 2014年1月1日 広東省深圳市 深圳大運中心 2014深圳迷笛音楽節
- 2014年5月31日 江蘇省揚州市 潤揚森林湿地公園 2014中国瓜洲音楽節